BtoBのEC化を加速 ネクストエンジン拡張機能「WEB受発注システム BtoBオーダー」アプリがリリース

ECのミカタ編集部

Hamee株式会社は、「ネクストエンジン」の拡張機能として、「WEB受発注システム BtoBオーダー」アプリをリリースした。

月額5,000円で利用できる

Hamee株式会社(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:樋口敦士、証券コード:東証一部 3134、以下、Hamee)は、クラウド(SaaS)型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」の拡張機能として、「WEB受発注システム BtoBオーダー」アプリを3月15日にリリースした。

サービス名:WEB受発注システム BtoBオーダー
サービス利用料金:月額5,000円

アプリの主な機能

アプリの主な機能

[1]
卸先企業と商品画像や在庫数を確認しながら商談ができ、商品名や商品コードなどを用いて検索画面から絞り込んで購入が可能。

[2]
卸先企業ごと、商品ごとに掛け率や登録価格で価格表示できる。卸先企業ごとのマスタ情報を登録することで卸先別、商品別に卸価格表示が可能。

[2]
色やサイズをまとめて注文することができ、在庫数の表示もバリエーションごとに表示可能。

◆利用方法

ネクストエンジンにログインのうえ、専用のサービスURLより申し込み。
※利用にはネクストエンジンの契約が必要。

ネクストエンジンでBtoBのEC化を促進

同社では、アプリの開発背景と今後の展望として次のように述べている。

「経済産業省の調査では2019年度の企業間商取引(以下、BtoB)のEC化率は30%を超え、市場規模は300兆円超という大きなマーケットになってきております。しかし、BtoBでは独自の商慣習やビジネススキームが存在していることからEC化が困難であったり、すでにEC化をしていてもシステム刷新には大きな投資費用がかかるため新しいシステムへの移行が容易にできないという背景がありました。また、多くのパートナー各社からもクライアント企業のBtoBのEC化を望む声を多くいただいておりました。

この課題を解決すべく、EC化にかかる負荷を極力削減し、『ネクストエンジン』で効率よく企業間の取引および管理を行い、業務の生産性を高められるようBtoBの受発注管理に特化したアプリの開発、リリースにいたりました。今後、2018年に取り組みを開始した株式会社大塚商会をはじめとしたパートナー各社と連携し、販売網の拡大およびお客様ニーズに合わせた、『ネクストエンジン』と当該アプリのバンドル効果によるBtoBのEC化を期待します」

同社も述べているように、潜在的な市場規模が大きいとされるBtoB ECだが、既存の商慣習や新規投資コストの問題から、なかなかデジタル化、EC化が進められないという課題を抱える事業者も多い。その課題に正面から対応する今回のアプリは、多くの事業者のビジネスを加速させ、BtoB EC市場の活性化に向けて新たな風を送り込むことになるだろう。

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