DAU6億超の中国ショート動画ECサービス『抖音』にインアゴーラと@cosmeが出店

ECのミカタ編集部

インアゴーラ株式会社は、日本企業初の売り場型越境EC旗艦店として、中国でDAU6億を超える短尺動画プラットフォーム「抖音(Douyin)」の越境EC旗艦店を出店することを公表した。

また株式会社アイスタイルも連結子会社であるOver The Border Inc.を通じて、「抖音」内で、日本企業初のコスメカテゴリセレクトショップ型の越境EC旗艦店「@cosme海外旗艦店」として出店することを公表している。

インアゴーラ出店概要

◆売り場型越境EC旗艦店を開設し、多様な日本商品を販売

インアゴーラは、自社越境 EC アプリ「豌豆公主(ワンドウ)」にて、日本商品を中国で展開する越境EC事業のリーディングカンパニーとして、サプライチェーンや商品力の強み、コンテンツ力、システムや物流などのインフラ力が総合的に評価されている。今回、「抖音(Douyin)」越境ECプラットフォームにおいて、「豌豆公主(ワンドウ)」の売り場型越境EC旗艦店を出店する。これにより、「抖音(Douyin)」にて日本ブランドの販売が可能となる。

◆KOLネットワークを活かし、マーケティング・ブランディング支援

インアゴーラは、これまでも数多くのKOLと連携し、販促活動に取り組んできた。同社が日本商品の紹介に親和性の高いKOLと連携し、売り場型越境EC旗艦店を通じて、日本商品の良さを中国のお客様に紹介していくマーケティング事業にも注力していく。従来のECプラットフォームとは異なり、「抖音(Douyin)」ECプラットフォームで販売するには、KOLによる紹介が販売促進に不可欠な手法となる。そこで、KOLネットワークの活用が有力な選択肢となり得る。また、日本商品の販売のみならず、マーケティング・ブランディング活動の領域においてもサポートが提供される。

アイスタイル(@cosme)出店概要

同社旗艦店の運営を担うOver The Borderでは、昨年9月の設立以来複数のブランドのライブコマースを支援し、広告費用対効果(ROAS)が500%を超える事例も生まれるなど、ノウハウを蓄積してきた。

その上でアイスタイルグループは2012年から中国事業を開始しており、WeiboやWeChat、REDなどの@cosme SNSアカウントのフォロワーが300万を超える大きなブランド認知を獲得している。

今回、出店する「@cosme海外旗艦店」は、それらの資産を活用したショート動画コンテンツとライブコマースを通じて、認知の獲得から販売までを一気通貫で行う。新型コロナウイルスの感染拡大により中国人観光客のインバウンドが激減している中で、中国の生活者と日本の化粧品ブランドの新たな出会いを生み出し、ヒーロー商品の発掘、トレンドの創出を目指すとしている。

DAU6億超の動画コマースプラットフォームへ展開

「抖音(Douyin)」は、さまざまなコンテンツを通じて新規ユーザーにリーチできる、中国の新しい形のECとして大きな注目を集めており、DAU6億を超える圧倒的なトラフィックをベースに今後ますますの拡大が見込まれる。

新型コロナウイルスによる感染拡大の影響により、日本へのインバウンドが激減した状況が長期化するなか、日本発の名だたるEC関連企業があいついでそこへ展開することとなった。

物理的な移動や渡航に大きな制約がかかる中、中国の消費者の購買意欲は衰えを知らない。その中国の消費者と、彼らが熱い視線を注ぐ日本製品が、動画やライブコマースを通して、あらたな出会いを遂げることになりそうだ。


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