インスタ最新動向レポート「ファッション・アパレル業界編」をパスチャーが公開

ECのミカタ編集部

Instagramを中心にSNSマーケティング支援を行う株式会社パスチャー(本社:東京都港区、代表取締役:甲斐 優理子)は、企業のマーケティング担当者、Instagram運⽤担当者向けに、「【ファッション・アパレル業界編】Instagram最新動向レポート 〜2021年5月度〜」を公開した。ここではその概要についてポイントを絞って見ていく。

業界主要アカウント成長率101%

同社はまず、ファッション・アパレル業界における主要アカウントを約200選定し、最新のフォロワー数を調査している(2021/4/30時点)。図1では、業界のフォロワー数上位30アカウントを示している。

直近1ヶ月(2021/4/1〜2021/4/30)のフォロワー数の成長率は、業界主要アカウント全体で101.3%となっていた。

3月の成長率101.8%と比較すると、やや緩やかになっているが、成長傾向にあるようだ。また、業界アカウント全体のフォロワー数の中央値は124,748人、平均値は124,748人となっていた。

他業種よりも多い投稿

次に業界主要アカウントの直近1ヶ月(2021/4/1〜2021/4/30)の投稿数を分析している。
1日あたりの投稿回数は平均で1.9回となっており、ファッション・アパレル業界におけるアカウントは、毎日約2投稿しているのがわかった。

最も投稿回数が多かったアカウントでは、1日あたり平均9.4投稿と、他業界と比較しても非常に高い数値となっている。

また、業界アカウント全体で見ると、1日1投稿以上行っているアカウントが全体の約7割を占めており、情報発信が盛んであるということがうかがえる。

アカウント規模別 フォロワー数成長率

直近1ヶ月(2021/4/1〜2021/4/30)のフォロワー数の推移から、期間内でどれだけフォロワー数が増加したかを、アカウントの規模別に分析。フォロワーの規模は、1万人未満・1万〜5万人・5万〜10万人・10万人以上の4段階に分けている。

図2では、アカウントの規模別に、1ヶ月間のフォロワー数の成長率の分布を示している。全体的にフォロワー数が縮小(成長率が100%未満)しているアカウントは少なく、ほとんどが成長傾向にあった。特に高い成長傾向が見られたのは、フォロワー数1万人未満の規模のアカウントで、全体の94.4%が成長率100%以上となっていた。

比較的規模の大きいフォロワー数10万人を超えるアカウントでも、全体の68.5%が成長率100%を超えており、成長傾向にあるアカウントが多数ということがうかがえる。

また、成長率上位アカウントの投稿を調査したところ、どのアカウントもリールやIGTVを高頻度で活用しているという共通があった。

コロナでのEC化の加速における影響から、Instagramで商品を購入するユーザーが増えており、商品の生地、カラーなど、着用イメージが伝わりやすい動画の視聴数が増えているようだ。

フィード投稿では、動画の活用に加え、文字入り画像でより詳細な商品説明を行っているアカウントもあった。

図3では、アカウントの規模別に成長率の平均値・中央値と、最も高かった成長率・最も低かった成長率がまとめられている。

アカウント規模別 エンゲージメント率

次にアカウントの規模別にエンゲージメント率を分析している。期間内(2021/4/1〜2021/4/30)に投稿された、業界主要アカウントの全投稿を対象にエンゲージメント率を算出し、その分布を図4でまとめている。アカウントの規模は、フォロワー数1万人未 満・1万〜5万人・5万〜10万人・10万人以上の4段階に分けている。

図4を見ると、当然のことながらアカウントの規模が小さくなるにつれて、エンゲージメント率が高まる傾向が見られた。

エンゲージメント率の高いアカウントの共通点を調査したところ、商品の置き撮りやおすすめのコーデを提案する着用画像を複数枚で紹介し、さらに各商品にショッピングタグをつけて投稿しているアカウントがほとんどだった。

実際の使用イメージをよりわかりやすく詳細に伝えることで、ユーザーの興味関心を喚起させ、ショッピングタグからECサイトへの遷移を促しているようだ。

図5ではアカウントの規模別に、エンゲージメント率の平均値・中央値と、最も高かったエンゲージメント率・最も低かったエンゲージメント率がまとめられている

アカウント成長率別 エンゲージメント率

「アカウント規模別 フォロワー数成長率」で算出したアカウントの成長率別に、エンゲージメント率を分析している。アカウントの成長率は、100%未満・100%〜102%・102%〜104%・104%〜106%・106%以上の5段階に分けている。

図6では、業界主要アカウントの成長率別に、アカウントの平均エンゲージメント率の分布をまとめている。

成長率が高くなるほどエンゲージメント率は高まる傾向にあり、成長率106%以上のアカウントでは、過半数が平均エンゲージメント率3%を超えるなど、圧倒的な数値となった。

エンゲージメント率が高い投稿をするほど、より多くのフォロワーを獲得できるということがデータでも示されているとも考えられるとしている。

図7ではアカウントの成長率別に、エンゲージメント率の平均値・中央値と、最も高かったエンゲージメント率・最も低かったエンゲージメント率がまとめられている。

インスタでのブランドの成長をめざす

SNSは、プロモーションのフィールドとしてはもちろん、自社のブランディグや情報の拡散、ユーザーとのロイヤリティ醸成にとって重要なプラットフォームとなっている。

またSNSの自社アカウント記事から購入への導線を作る機能も充実しつつあり、SNSの中でもInstagramは、ビジュアルがコンテンツの基軸となっており、若い女性層への訴求でも威力を発揮する。

今回の【ファッション・アパレル業界編】Instagram最新動向レポート 〜2021年5月度〜では、ファッション・アパレル業界における主要アカウント*約200アカウントのデータを分析し、アカウント規模別のフォロワー数成長率やフォロワー規模別の成長率上位アカウントの傾向を図やグラフと共にレポート形式でまとめられている。

ECをはじめとして自社のアカウントを成長させたい担当者、企業のマーケティング担当者、Instagram運用担当者にとっても大いに参考にできそうだ。

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