国内アパレル企業の越境ECを応援 BeeCruiseが『618キャンペーン』を開催

ECのミカタ編集部

BeeCruise株式会社(以下「BeeCruise」)は、越境ECにチャレンジするアパレル企業を応援する「618キャンペーン」を開催することを公表した。

期間は、6月16日(水)~6月30日(水)

BEENOS株式会社の連結子会社で、越境ECおよびジャパニーズコンテンツの海外進出をサポートするBeeCruiseは、越境ECにチャレンジするアパレル企業を応援する「618キャンペーン」を2021年6月16日(水)~6月30日(水)の期間で開催する。このキャンペーンは「独身の日」と合わせて中国の2大ECセールと呼ばれる6月18日の「618商戦」に合わせて実施される。

今回のキャンペーンで越境EC 流通総額トップクラスの海外向け代理購入サービス「Buyee」、「Buyee Connect」に参画している日本アパレル企業で買い物をした顧客の国際配送料を無料にすることにより、海外から手軽に買い物を楽しめるようにし、日本のアパレル企業の越境ECでの流通拡大に貢献するとしている。

キャンペーン概要

キャンペーン概要

[名称]
618キャンペーン

[キャンペーン期間]
日本時間 2021年6月16日(水)正午12:00 - 2021年6月30日(水)午後11:59 

[キャンペーン内容]
期間内に対象店舗での買い物をした顧客に対して国際配送料が無料になるクーポンを発行

[対象店舗]
「FASHION WALKER」「ロコンド」「URBAN RESEARCH」「UNITED ARROWS」

[対象]
「Buyee」「Buyee Connect」を通して対象店舗で期間内に買い物をした人

日本のアパレル企業の越境ECを応援

日本のアパレル企業の越境ECを応援

新型コロナウィルスの感染拡大による外出自粛の影響を大きく受けたアパレル業界は苦戦を強いられ、2020年12月の売上に関して約8割の国内企業が前年を下回るという結果になった一方でEC化が急速に進み業界全体が大きく変化した。

さらに、コロナ禍でインバウンド需要が激減しており、アパレル業界は新たな販路として海外市場の開拓が求められている。海外進出時のハードルとなる「決済」「配送」「言語」「カスタマーサポート」の課題を解消し、テクノロジーを駆使して日本企業の海外進出をサポートする同社にも、コロナ禍以降、アパレル企業からの問い合わせが増えているという。

「Buyee」では、日本のアパレルブランドの人気が高く、特にストリートファッション、デザイナーズブランドの海外販売が好調だ。同社が発表した「BEENOS 越境EC 世界ヒットランキング 2020」の中でもファッションカテゴリは、東アジア・東南アジア・アメリカ・ヨーロッパの各エリアで上位3位以内にランクインしている。

日本のアパレルブランドの品質の高さは海外でも評価され、細部までこだわった縫製とデザインは、高い付加価値として今後さらに世界から需要が高まる可能性を秘めているとしている。それに加えて長く大切に着ることのできる高品質な日本の商品は今後さらに需要が高まると想定しているとのことだ。

こういった状況を受けて、BeeCruiseは日本のアパレル企業の越境ECを応援するキャンペーンの実施に至ったのだ。国際送料を無料にすることにより、海外ユーザーの日本のアパレルブランドの購買機会の創出を狙い、アパレル分野における越境ECでのノウハウを活かして、今回の応援キャンペーンにより日本のアパレル企業の活性化とグローバル市場での流通拡大を目指すとしており、その成果にも注目と言えそうだ。

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