カゴ落ち対策でCVR272%を達成 『Repro』がドコモのd fashion®︎で成果

ECのミカタ編集部

CE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォーム「Repro(リプロ)」を提供するRepro株式会社は、マガシーク株式会社(以下、マガシーク)と株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)が共同運営するファッション通販サイト「d fashion®︎」に「コンバージョン最大化サービス」が導入されたことを公表した。

1to1マーケティングを強化

CEプラットフォーム「Repro」を提供するRepro株式会社(以下、同社)は、マガシークとドコモが共同運営するファッション通販サイト「d fashion®︎」に「コンバージョン最大化サービス」が導入された。

「d fashion®︎」は、ドコモが運営する「dマーケット®︎」内のファッション通販サイトとして、セレクトショップを中心に幅広い年齢層をカバーする、約1,500ブランドの衣料品やファッション雑貨を取り扱っている。

d fashionでは、大量にある商品の中から顧客が好みの商品にいち早く出会え、d fashionを通した買物体験を向上させるため、これまでも多岐にわたるマーケティング施策を実施されてきた。今回、さらなる1to1マーケティングの強化を目的に、「コンバージョン最大化サービス」が導入され、支援の成果がもたらされているという。

かご落ち対策でCVR272%を達成

かご落ち対策でCVR272%を達成

同社によれば成果は次のようなものだ。

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商品がカートに残っているユーザーを対象にポップアップを表示。ポップアップを表示しなかった場合と比較し、購買率が272%となった

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商品がカートに残っているユーザーを対象にポップアップを表示。ポップアップを表示しなかった場合と比較し、購買率が272%となった

このほかにも、商品詳細ページを閲覧しているユーザーを対象にクーポンを通知するポップアップを表示することで、非表示の場合と比較しCVRが115%を達成するなどの成果を創出することができたという。

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ファーストビューを阻害しないため、商品詳細ページを20%スクロールした時にポップアップでクーポンを訴求。CVR115%を達成した

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ファーストビューを阻害しないため、商品詳細ページを20%スクロールした時にポップアップでクーポンを訴求、CVR115%を達成した

導入からわずか2ヶ月で成果

導入からわずか2ヶ月で成果

今回の支援について、マガシークのコンシューマーサイト事業本部本部長の小手川大介氏から次のようなコメントが出されている。

「導入段階からd fashionサービスに関する理解を深めていただき、我々が抱えている課題に対しての具体的な提案、即効性のある施策を実現いただいています。導入から2か月経たない段階で成果を出すことができ、これからの多くの運用改善ができることを期待しています」

これまでもECのカスタマーエンゲージメントの分野で、確かな実績を重ねてきたRepro。今回、モバイル通信キュリアとして絶大なユーザーを持つドコモのファッション通販サイト「d fashion®︎」で確かな成果を上げることとなり、その価値をさらに高めることになりそうだ。

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