【台湾越境EC】Cafe24がShopeeと連携、台湾ユーザーへの販路拡大が可能に

ECのミカタ編集部

ECプラットフォーム「Cafe24(カフェ24)」を運営するCAFE24 JAPAN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:正代 誠)は、東南アジア・台湾で最大規模のECモール「Shopee」の日本法人であるショッピージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:Chris Feng)とシステム連携し、8月19日より「マーケットプラス」にて提供を開始すると発表した。

拡大を続ける台湾のEC市場のニーズに対応

新型コロナウイルスの影響により各地域で経済活動が制限されている中、EC市場はさらなる拡大を続けている。台湾経済部統計処の統計データによると、台湾におけるEC市場は年率10%以上と高い成長率を示しており、2019年~2020年の成長率は17.5%となる見通しだ。

こうした背景を受けてCafe24は、拡大を続ける台湾のEC市場のニーズに対応し、日本国企業の台湾越境ECによるビジネス成長をサポートするべく、「Shopee」とのシステム連携に至ったという。

今回Cafe24と連携するShopeeは、東南アジア・台湾で最大規模のECモール。アジアやその他新興国市場の消費者・ブランド・販売事業者がつながり、「誰もが・いつでも・どこでも」商品を売買することができる。

台湾向け自社サイト上の商品データを利用し「Shopee」で販売

本連携により、Cafe24のECモール出店サービス「マーケットプラス」を通じて、Cafe24で制作した台湾向け自社サイト上の商品データをそのまま利用し、Shopee台湾にて販売することが可能になる。

追加費用なしで商品登録だけでなく、受注情報など一元管理できる機能により、EC業務の効率化を実現することもできる。

また、Shopee台湾を利用する台湾ユーザーがシームレスに購入できる決済サービスなど、ローカライズされたシステムも提供することで、台湾向け越境ECでさらなるビジネス成長を目指すことができるという。

台湾におけるショッピングアプリランキング1位

今回Cafe24と連携を果たしたShopeeは、台湾における2020年ショッピングアプリランキング(App Annie)にて、月間アクティブユーザー数・ダウンロード数1位を獲得するほど勢いのあるECモールだ。

親日と言われ、日本のポップカルチャーや日本製品への興味関心が高い台湾には、日本のEC事業者にとってまだまだ大きなチャンスが眠っているのではないだろうか。

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