ECの最新「おせち」動向調査を公表【ポケットマルシェ調べ】
株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之)は、おせち関連商品の販売動向をまとめ、その結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見ていく。
「高級」「手作り」志向がトレンドに
「高級おせち」や「手作りおせち」のGoogleでのキーワード検索回数は、Googleトレンドによると例年10月から増加しはじめ、12月にピークを迎えるという。どちらのキーワードも、2020年12月の検索回数は過去最高となった。
2021年10月の検索回数は、「高級おせち」は前年同月比1.7倍に、「手作りおせち」は前年同月比2.2倍になっているため、12月までには昨年を上回る可能性があるとしている。コロナ禍で帰省や旅行を控え、自宅で新年を迎えようという需要により、「高級おせち」や「手作りおせち」に注目が集まっていることが推測されると分析している。
産直ECで「おせち」を探す傾向が高まる
ポケットマルシェ内における「おせち」のキーワード検索回数は、2016年のサービス開始以降、昨年が過去最高となった。「おせち」の検索回数は、ポケットマルシェ上でも例年10月から増加しはじめ、12月にピークを迎えるという。
2021年10月の検索回数は前年同月比1.5倍となっていることから、今年の検索数は昨年を上回る可能性があるとしている。コロナ禍での認知の広がりをきっかけに、特別な日の料理や食材の購入先として、産直ECが次第に浸透してきていることがうかがえると分析している。
また、Googleトレンドの傾向より、ポケットマルシェ上でも「高級おせち」や、「手作りおせち」用の食材に注目が集まることが見込まれるとしている。
最新「おせち」動向が明らかに
このように今回、全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェは、おせち関連商品の販売動向をまとめた。「高級おせち」や「手作りおせち」が人気になっていることや、産直アプリを使って「おせち」を探す傾向が高まっていることが明らかにされた。2021年も年末年始が迫る中、コロナ禍3年目の消費動向を見据える上でも、貴重な資料ともなりそうだ。