フラクタ、ブランディング&コマース教育プログラム『Branding Camp』の提供開始 ブランド担当者やブランド支援事業者が対象

ECのミカタ編集部

株式会社フラクタ(東京都渋谷区、代表取締役社長:河野貴伸/以下、FRACTA)は、ブランディングやコマースに関するノウハウを伝える教育プログラム「Branding Camp」の提供を開始することを公表した。

これまでも教育面で多くの実績

FRACTAは、ブランド担当者あるいはブランドを支援する事業会社(広告代理店、システム開発会社、デザイン制作会社など)に向けて、ブランディングやコマースに関するノウハウを伝える教育プログラム「Branding Camp」(ブランディング・キャンプ)の提供を12月15日(水)より開始した。

同社はこれまでも教育プログラムでの実績を重ねてきた。たとえば文部科学省が支援する大学リカレント教育推進事業「社内クリエイター養成プログラム(2021年9月〜10月、全9回の講座を実施)」への参画がある。

同プログラムは、宣伝会議と事業構想大学院大学が主催したもので、文部科学省が支援する大学リカレント教育推進事業「社内クリエイター養成プログラム」へFRACTA社員5名が講師として登壇した。

さらに独立行政法人 中小企業基盤整備機構「D2Cスタート講座」の企画〜カリキュラム策定(2021年7月〜11月、全9回の講座を実施)では、コロナ禍やSNSの普及などによる消費行動の変化を捉え、中小企業向けのウェビナーの企画の立ち上げからカリキュラムの策定、登壇まで多岐に渡り支援した。

そのほか、杉野服飾大学への登壇や「EC運営のカギとなる自社ブランディングと顧客コミュニケーション」(長野県、MIKATA株式会社共催)への参画など多くの実績を重ねている。

Branding Camp概要

Branding Camp概要

「Branding Camp」では、ブランディングやコマースの講座について以下3つのパッケージが用意されている。

◆D2C講座 全3回:90万円

D2Cの基礎知識や考え方、ビジネス創出のポイント、D2Cブランドにおけるブランディング方法などが網羅的に伝えられる。これからD2Cビジネスを始めたい人や現在運用しているD2Cブランドの成長を目指す人向けの講座だ。

◆Shopify*を活用したブランドDX講座 全5回:135万円

基礎知識をはじめ、実務的な構築・運用方法などShopifyを活用したブランド表現について伝えられる。ただ構築して終わりではなく、ブランドの自走をゴールにおいた講座だ。
*Shopifyとは…オンラインストアやPOSシステム向けのeコマースプラットフォーム

◆ブランディング講座 全4回:135万円

ブランディングの基礎知識、FRACTAオリジナルのブランディングフォーマットを活用した事業計画の立て方、顧客体験の構築方法など、FRACTAが長年積み重ねてきたブランディングのノウハウを元に編成する講座だ。実践を念頭に置いた課題も用意される。

※上記3パッケージに加え、受講者のレベルや解決したい課題に合わせて個別カスタマイズが可能。

ブランディングの民主化を目指す

公表に際して同社では次のように述べている。

「FRACTAは『ブランドを、未来の文化へ。』をビジョンに掲げ、トータルブランディングパートナーとして数多くのブランドを支援してきました。数々の支援を通す中で、ブランドがもたらす影響力によって社会がより豊かになると考えています。

そこでブランドの力を最大限発揮し、社会に働きかけるために、一人でも多くの人がブランディングへの理解を深めることを願い、ブランディングとそれに紐づくコマースに関する教育プログラムとして『Branding Camp』を立ち上げました。

本プログラムでは、即効性のあるノウハウを提供するのではなく、あくまで『自らできるようになること』を目的としており、これまでのFRACTAの実績に基づいた考え方や戦い方をお伝えします。

対象となるのは、企業のブランド担当者やシステム開発会社、広告代理店、デザイン制作会社などのブランドを支援する企業や学生と幅広く、需要に応じてカスタマイズが可能です。

FRACTAは「Branding Camp」を通して、誰もがブランディング活動に携われる『ブランディングの民主化』を目指します。同時に、次世代の育成の推進によりブランディングの理解者を増やし、国内ブランドを活性化させ、豊かな社会の創造に貢献いたします」

ECとブランディングにフォーカスして確かな実績を重ねて来たフラクタ。教育プログラムの面でも多くのノウハウを持つ同社が新たにブランド担当者・ブランド支援会社に向けた「Branding Camp」の展開をすることで、ブランディング施策のEC業界への浸透が加速することになりそうだ。

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