【SUPPLIER LIVE】サービス開始 ECとライブ配信で共感を創出

ECのミカタ編集部

株式会社Plus Eighty One(本社:東京都渋⾕区、代表取締役: ⽵本翔⼤、以降「Plus Eighty One」または「同社」)は、⾃社ブランドSUPPLIERにおいて「SUPPLIER LIVE」の提供を開始した。

ストリートファッションで存在感

Plus Eighty Oneは、⾃社ブランドSUPPLIER(サプライヤー)においてライブ配信によるオンラインコミュニケーションによって、カルチャーやブランドに対する共感、そして商品販売を目的にした「SUPPLIER LIVE」の提供を開始した。

SUPPLIER は、次世代のストリートファッションブランドを扱うセレクトストアとして 2018 年に発足。NY、ロンドン、パリ、LA、上海、そして東京と世界中に拠点を構え、2020 年からは、オリジナルブランドとしての「SUPPLIER」をスタートさせており、ユースカルチャー、ストリートシーンのリアルを代弁するサプライヤーとして存在感を示してきた。

最適なコミュニケーションや配信企画を模索

最適なコミュニケーションや配信企画を模索

同社では、2020年頃よりInstagramの公式アカウントよりライブ配信を始め、オンラインでのインタラクティブなライブ配信をベースにした購買促進や、スタッフを通じたオンライン販売や視聴者とのリアルタイムな会話を通じたインサイト発見を行いより最適なコミュニケーションや配信企画を模索してきたという。

グローバル展開を狙う中で直面したコロナによる影響を踏まえ、鈍化したグローバルコミュニケーションを加速し、より自社のカルチャーやブランドに触れてもらえる機会を創出するための情報発信を行うことで、カルチャー背景やブランドに対する共感と深い理解を進めたいとしている。

そして今回、人気ラッパーのドレイクと米国最大手の音楽イベント企業「ライブ・ネイション」が出資を行った新興Eコマースプラットフォーム「NTWRK」において「SUPPLIER LIVE」の実施へと至った。

NTWRKはモバイル経由でグッズ販売とコンテンツ配信を行う企業であり、アプリで配信されるセレブによる商品紹介を視聴しながら購入することができるため、ミレニアル世代やZ世代を中心に大人気となっている新興Eコマースプラットフォームとなっている。

【EC×ライブショッピング】で新たな体験を

新型コロナウイルスの影響によって、ECをベースにした「オンライン購買」の普及が加速し、「いかにして生活者に充実したオンラインでの買物体験を届けられるか」を多くの企業が模索している。そんな中、ライブ配信とECを掛け合わせた販売方式である「ライブコマース」「ライブショッピング」へも視線が集まっている。

中国や東南アジアで始まったライブコマースは、OMO(Online Merges with Offline)化を促進するマーケティング手法として日本でもその重要性を増してきた。そうした中で今回、「SUPPLIER LIVE」のサービス開始となった。

同社は今後について、InstagramやTikTokのようなSNSプラットフォームのみならず、グローバルへの情報発信を目的とした海外の大型コンテンツプラットフォーム上での番組や、ECサイト内での埋め込み型ライブショッピングを通して、さまざまな新しい体験を提供できるように「SUPPLIER LIVE」を企画運営していきたいとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。

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