海外在住者向け、日本の商品買い物代行サービスが始動。LINEで見積もり依頼が完了

ECのミカタ編集部

合同会社リベルテ(本社:千葉県浦安市、代表社員:井田奈緒)は、2022年5月より、海外在住者向けの日本の商品の買い物代行サービス「おねがいコンシェルジュ」のサービスを拡大したと発表した。海外では手に入りにくい日本の商品を簡単に注文できる仕組みを整え、手頃な手数料と迅速な発送により、海外生活をサポートするという。

現在、世界には約141万人の海外在住者がいる。海外に魅了されて在住を決意した人であっても、長期滞在となると日本の商品が恋しくなることも考えられる。

そこで、アメリカでの長期滞在の経験がある社員により生み出されたのが本サービスだ。海外で日本の商品を簡単に手に入れることは難しいため、「私の欲しい商品をまとめて"おねがい"したい。"コンシェルジュ"のようにわがままを聞いてくれるサービスがあれば…」との思いからサービスを立ち上げたという。

LINEで商品写真やURLを送るだけで見積り依頼が完了

海外在住者が簡単に依頼できるよう、LINEで欲しい商品の写真やURLを送るだけで見積り依頼が完了し、数時間後には見積金額が確認できる。届いたリンクより支払いを行うと、最短3日で商品が発送される。

商品は追跡可能な方法で発送され、商品の到着を待つだけ。日本と海外の隔たりを感じることなく、利用できるサービスを目指しているという。手数料は1商品300円+商品代金の7%と気軽に注文できる料金設定で、欲しい商品に迷った場合には、知識豊富なコンシェルジュが買い物をサポートする。

ネットのみならず、関東近郊の実店舗での購入も可能で、2022年5月以降、転送サービスや決済代行サービスなど、個々のご要望にもできる限り応えていくという。

LINE活用やコンシェルジュによる提案で差別化

「海外販売」というと、海外在住の外国人を相手に販売することがクローズアップされるが、日本の商品を長年使ってきた経験があるだけに、海外在住の日本人のほうが日本の商品への渇望感は切実だと考えられる。

海外在住者をターゲットとした日本の商品の購入代行サービスや転送サービスはほかにもあるが、「おねがいコンシェルジュ」はLINEで欲しいものを送って見積もり依頼ができる点が特徴的だ。しかも、サービス名称の通りコンシェルジュによる提案が受けられ、欲しいものが明確になっていなくても利用できる。

関東近郊の実店舗でも購入ができることから、ほかの購入代行サイトなどでは欲しいものが見つからない海外在住者や、商品探しを手伝って欲しい海外在住者にはうってつけのサービスではないだろうか。

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