Shopee、独自物流サービスをフィリピン市場に拡大

ECのミカタ編集部

ショッピージャパン株式会社(本社:東京都港区)は、Shopee独自の物流サービスである「Shopee Logistics Service」のネットワークをフィリピン市場に拡大したことを公表した。

Shopee独自の物流サービス「SLS」

東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム、Shopeeの日本法人であるショッピージャパン株式会社(以下「ショッピージャパン」または「同社」)は、Shopee独自の物流サービスである「Shopee Logistics Service」のネットワークをフィリピン市場に拡大したことを公表した。

Shopee Japanは昨年、日本からシンガポール市場へのShopee Logistics Service(SLS)導入に成功し、フィリピン市場向けのSLSを2023年1月26日にローンチしている。

物流のリードタイムを短縮

物流のリードタイムを短縮

同社は、今回の施策について次のように述べている。日本越境セラーがSLSを活用した場合、送った商品が税関などの中継地点で止まってしまう等のトラブル回避や、ドアーツードアーの配達などが実現されるとしている。

その結果、物流のリードタイム短縮を進めることができる。これらのことから、日本からシンガポール及びフィリピンの消費者までよりセラー側の視認性が高く、また効率的な輸送が実現するとのことだ。

アジア市場を捉える日本のセラーを支援

同社はさらにSLSの導入により、Shopeeは越境ECを始めるにあたって現地の消費者に商品を届けるための物流課題を解決しながら、日本セラーに信頼性の高い物流ソリューションを提供していきたいとしている。

その上でShopeeは、世界中のセラーと顧客の双方に最高のショッピング体験を提供できるよう、サービス向上のためのソリューションをさらに検討していくとしており、成長が続くアジア市場を捉えようとする日本のセラーをこれからも力強く後押しすることになりそうだ。

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