食べチョクと熊本市が2度目の連携を開始、特産品を送料無料で購入できるキャンペーンを期間限定で実施

ECのミカタ編集部

食べチョク、熊本市と2度目の連携を開始。熊本市及び連携中枢都市圏の生産者の販路拡大や販売促進をサポート

日本最大の産直通販サイト「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン(以下:ビビッドガーデン)は、熊本市及び連携中枢都市圏(※1)と連携し、圏域内の生産者の販路拡大および販売促進をサポートすることを公表した。
※1:熊本連携中枢都市圏:菊池市、宇土市、宇城市、阿蘇市、合志市、美里町、玉東町、大津町、菊陽町、高森町、西原村、南阿蘇村、御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、山都町、山鹿市

複数の支援を同時展開

食べチョクと熊本市の連携事業は昨年に続き2度目となる。昨年実施した生産者の物流課題解決に向けた取組の他、新たな販路形成から直販における出店・運用スキルの向上まで伴走型で支援していく予定だ。

◆送料無料キャンペーンを実施

期間限定で熊本市及び熊本連携中枢都市圏の食材を送料無料で購入できるキャンペーンを実施。

▷実施期間:2023年5月9日(火)~ 2024年2月22日(木)
※キャンペーン期間にかかわらず支援上限額に達し次第、送料無料の適用を終了

◆訪問またはオンラインによる個別出品サポート

訪問・オンラインそれぞれ10軒の生産者に個別のサポートを実施。生産者ページや商品ページに掲載する効果的な写真撮影や、出品・販売に関するアドバイスだけではなく、ショップカードの作成から提供も行う。

◆PR動画の配信

熊本市及び連携中枢都市圏の生産者や生産物の魅力を伝えるPR動画を作成・配信。

▷公開時期:2023年11月頃(予定)

◆出品・販売促進の研修会及び個別相談会

生産者向けに食べチョクでの出品や販売促進に関する研修会及び研修後の個別相談会を3回実施。

▷実施日時:2023年4月24日(月)、9月、12月開催予定
▷実施方法:オンライン

◆梱包のフィードバックの実施

産直ECを初めて活用する生産者に対し、実際に商品を発送していただいた後に商品の梱包方法のコツや、消費者に自身のこだわりを伝えるための同梱チラシの作成などについて、食べチョク運営事務局から個別のアドバイスを行う。

熊本の魅力ある農水産物を全国に発信

今回の連携について、熊本市長の大西一史氏は以下のようにコメントしている。

「熊本市は、清らかな地下水をはじめ、豊かな自然に育まれた豊富で高品質な農水産物を産出する全国でも有数の農業都市です。なかでも、熊本の『すいか』は、全国市町村で第1位の作付面積を誇り、すいか本来の香りとあまみ、そして、シャリっとした食感が特徴です。日本最大の産直通販サイト『食べチョク』を通して、熊本の魅力ある農水産物を全国に発信し、一人でも多くの皆様にお届けできれば幸いです」

熊本市は、2021年産の農業産出額が全国市町村で8位を誇る農水畜産物の生産が盛んな地域だ。販売される食材としては、熊本市が作付面積全国市町村第1位のすいかやなすを始め、トマトなど多様な生産物が予定されている。

昨年8月、食べチョクは熊本市と事業連携協定を締結し市内の生産者が集荷・出荷できる物流拠点を設置し、オンライン直販における生産者の出荷作業の負荷を軽減する取り組みの実証実験を開始した。そして今回、さらなる販売促進強化に向けた支援として熊本市及び連携中枢都市圏の生産者に対しオンライン出品に関する研修会や個別サポート、送料無料キャンペーンなどを実施する。

今回の販売サポートは熊本の生産者だけではなく、全国各地の消費者にとってもメリットの多いキャンペーンになるはずだ。今後は熊本市での取り組みが成功事例として、その他地域にも横展開されることが期待されるだろう。


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