BEENOSグループが越境EC支援のための新サービスサイトをオープン

ECのミカタ編集部

「Buyee」を運営するBEENOSグループは、越境ECを通じた海外売上成長戦略の需要増加による体制・サービス強化に伴い、新サービスサイトをオープンした。

越境EC導入をスムーズにする「Buyee」

海外向け購入サポートサービス「Buyee」を運営するBEENOSグループは、これまでの越境ECでの販売環境構築に加え、越境ECを通じた海外売上成長戦略の需要増加による体制・サービス強化に伴い、新サービスサイトをオープンした。

BEENOSグループでは、国内企業が低コスト・ノーリスクで越境ECに取り組む方法として、既存の国内ECサイトに手軽かつ無料で海外専用カートを設置できる「Buyee Connect」を提供してきた。

また「Buyee」サイトへの連携や海外マーケットプレイスへの出店支援など、企業のニーズに合わせ様々な越境ECの支援メニューを用意している。特に「Buyee Connect」は月額料金無料で開始できるため、越境EC導入のファーストステップとして取り組む企業が多いサービスだ。

越境EC導入後の売上拡大支援件数が3.3倍に

越境EC導入後の売上拡大支援件数が3.3倍に

コロナ禍による世界的なEコマース市場の伸長と人流抑制によるインバウンド需要のオンライン化、円安による日本の商品の購入意向の高まりなどを背景に、越境ECの導入企業は増加している。同社によれば、現在は、「旅アト」のリピート購入施策としても越境ECは注目が高まっているという。

BEENOSグループが支援する越境ECに挑戦する企業の数も伸長し、国内支援件数は累計で4000件を突破したとのことだ。さらに「まず海外市場に窓口を広げるための越境EC導入」の次のステップとして、「積極的な売上の拡大」を目指す企業が増加しているという。2023年度上期におけるBeeCruiseのマーケティング支援の受注件数は前年同期比の3.3倍に伸長した。

マーケ&プロモの多様化に応えたサービス拡充を推進

マーケ&プロモの多様化に応えたサービス拡充を推進

同社によれば、マーケティング支援件数の増加に伴い、企業のニーズも多様化しているという。BeeCruiseは3月にファンマーケスターターパッケージ、4月にはグローバルコンシェルジュサービスをリリース。さらに、これまでは個別の問い合わせに対して対応してきたサービスを新しくメニュー化するなど、マーケティングやプロモーション支援を強化している。

この支援強化によるメニュー拡充に伴い、BEENOSグループでは新たに越境ECのサービスサイトをオープンしたのだ。今後は、導入企業インタビュー、越境ECに関するコラムなど、コンテンツもさらに拡充するとしており、新サイトのオープンを通して同社の越境EC支援策が、さらに加速することになりそうだ。


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