中国EC市場における商品単位の市場機会を評価する「ポテンシャルリサーチサービス」の提供を開始

ECのミカタ編集部

中国EC市場への進出を検討する企業向け「ポテンシャルリサーチサービス」を株式会社Nintがリリース

中国・日本の大手ECモールの市場動向データを提供する株式会社Nint(以下:Nint)は、中国進出を検討する企業向けに、日本商品の可能性を探る調査レポート形式の「ポテンシャルリサーチサービス」の提供を開始し、日本企業の中国EC進出を支援する。

中国市場における状況を徹底調査

「ポテンシャルリサーチサービス」では、中国事業を検討する段階において、計画の解像度を高め、より多くの日本商品が中国大陸市場へ進出する第一歩に踏み出すまでの調査・意思決定を支援。

データ分析と定量的な情報に基づき、中国市場における商品の市場・競合調査によって、商品単位の市場機会を評価する。

レポートの詳細は、以下の通りとなっている。

◆対象:特定商品の対象カテゴリ、類似商品などのデータ

◆内容:市場規模、モール別売上、価格帯別売上、競合他社売上、商品売上・動向、示唆などコメント

◆費用:20万円〜50万円

◆仕様:PPT(PowerPoint)

◆納品:申込日より7営業日後

中国市場における商品の可能性を探る

中国EC市場は世界EC市場の半分以上を占めており、2020年時点でのEC化率は44%と、日本の約5倍に達している。

2022年にはロックダウンの影響で、中国の経済成長率は+3%と低水準にとどまったにもかかわらず、EC販売額は+6%と高い成長を維持している。

今後も大きく伸長することが想定される中国市場だが、実際に進出の際には以下のような課題に直面するだろう。

「中国市場が大きいことは理解できるが、自社商品が中国市場で需要があるのかどうか分からない」

「需要があるとしたら、どれくらい売れるのか分からない」

「最初はどこを目標にすべきか分からない」

「価格設定をどうすれば良いか分からない」

今回のサービスはこうした課題に対応するためにリリースされる。株式会社Nintは10年以上にわたり、累計4000社以上の企業に対してECデータ分析サービスを提供してきた。その経験を活かした「ポテンシャルリサーチサービス」は、「中国市場における商品の可能性を探る」ことを目的としている。

高い精度での市場分析は、新規事業成功のために必須となる。本サービスを利用して多くの企業の中国市場参入、販路拡大に繋がることが期待される。


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