ムラサキスポーツが「W2 Unified」を導入、ECサイトを刷新してグランドオープン

ECのミカタ編集部

W2株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山田大樹、以下「W2」または「同社」)は、株式会社ムラサキスポーツ(本社:東京都台東区、代表取締役社長:金山元一、以下「ムラサキスポーツ」)が運営する「ムラサキスポーツ オンラインストア」のサイトリニューアルにおいて、同社の「W2 Unified」が採用されたことを公表した。

OMO/オムニチャネル対応「W2 Unified」が採用

W2は、顧客事業者のEC事業の売上アップに加え、実店舗を絡めた事業成功にこだわった最先端ECプラットフォームを展開している。同社は、ムラサキスポーツが運営する「ムラサキスポーツ オンラインストア」(2023年6月23日(金)グランドオープン)のサイトリニューアルにおいて、OMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム「W2 Unified」が採用されたことを公表した。

「W2 Unified」は、フロント画面管理・バックオフィス管理・マーケティング・CRMなどを標準搭載しているオールインワンのOMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォームだ。業界トップクラスのセキュリティで安定したECサイト運営を実現しつつ、セールやクーポンなどの販促からSNS投稿の連携など、最新のマーケティングを行うための機能を兼ね備えている。

一方、ムラサキスポーツは今年、2023年に創業50周年を迎えている。サーフィン・スノーボード・スケートボード等のアクションスポーツに関するアイテムや、独自のフィルターでセレクトしたファッション全般のアイテムの企画・輸入・販売を実施。販売だけでなく、アクションスポーツのイベント・大会・スクールの運営といったサービス・体験も提供している。アクションスポーツシーンをはじめ、幅広い世代からの支持をもとに独自のカルチャーを創造し、全国に約150店舗を展開中だ。

サイトリニューアルの概要

サイトリニューアルの概要

同社がまとめるサイトリニューアルの概要は、次の通りだ。

◆全国約150店舗と自社ECサイトの在庫連携・実店舗在庫確認・商品取り置き

全国約150店舗の商品在庫を連携し、オンラインストア上で表示。顧客は、欲しいアイテムの在庫がどの店舗にあるのか確認ができる。実店舗の在庫確認から店舗での商品取り置きをオンライン上で行うことも可能だ。

◆店舗受け取りサービスの導入

オンラインストアで購入したアイテムを希望の店舗で受け取れる「店舗受け取りサービス」を導入。ムラサキスポーツの「店舗受け取りサービス」のメリットは、アイテム購入の際、受け取り時に店舗に在籍する専門知識を持つスタッフから商品説明を受けられることだ。初めて購入するサーフボードやスノーボードなど高額なアクションスポーツアイテムを購入の場合もオンライン購入の不安を取り除き、安心して購入できるとしている。さらに店頭受け取りの場合は、送料無料となる。

◆エンドレスアイル機能の導入

店舗店頭で品切れしている商品でも、店舗スタッフがその場で接客用端末を使いECサイトにて注文できる「エンドレスアイル」を導入。店舗スタッフは、品切れによる販売機会の損失を防ぐことをはじめ、店舗の限られたスペースでは提供しきれないサイズ違いや色違いなどを店頭スタッフがその場で注文することができる。

◆スタッフコーディネート提案機能

オンライン接客販売支援サービス「Benent」を導入し、店舗スタッフがコーディネート画像を投稿することで、着こなしの紹介やサイズ感などアイテムの特徴を紹介。アイテムの特徴をよりリアルに顧客へ伝えている。

◆ムラサキスポーツ契約選手によるブログを使った情報発信

オンライン接客販売支援サービス「Benent」を導入し、ムラサキスポーツ契約選手達が、サーフボードやスノーボードなどのアクションアイテムの使い心地や特徴についてブログを使って発信。アイテムの特徴をよりリアルに顧客へ伝えている。「Benent」とは、コーディネート画像投稿・ブログ投稿・ライブ配信をワンパッケージで利用できるオールインワンのオンライン販売支援サービスだ。店舗スタッフがコーディネート画像やブログ、ライブ配信動画をスマートフォンアプリ「Benent」からECサイトにアップすることで、オンラインでの接客を実施できる。

◆アイテム比較機能

アクションスポーツアイテムを含め、アイテムページを並べて比較検討できる機能を搭載。顧客が欲しいアイテムを並べてじっくりと検討できる機能となっている。

◆サーフボードリッター計算機能

従来のカタログサイトでは難しかったサーフボード選びを解決する「サーフボードリッター計算機能」を搭載。身長・体重、海へ行く頻度や好みの波のタイプを選択するだけで、サーフボード選びには欠かせないサーフボードのボリュームを表す「リッター」を自動計算する。初心者や初めてサーフボードを購入する人でも、自身の体型やレベルにあったアイテムを探せる機能だ。

◆アクションスポーツの臨場感が伝わるECサイトデザイン

W2のグループ会社である、ECに特化したデザイン制作会社「ブランデックス株式会社」の精鋭デザイナー陣が、フロントデザインを手がけた。購買を含むUX(User Experience)設計にもこだわり、機能面とデザイン面の双方において、日本のアクションスポーツのリーディングカンパニーであるムラサキスポーツらしさを追及したECサイトデザインに仕上げた。

今後さらに新機能を追加予定

今後さらに新機能を追加予定

今回のムラサキスポーツ オンラインストアのリニューアルの目的はOMO(Online Merge with Offline)機能の充実化だという。ムラサキスポーツが、今後OMO戦略を加速していくにあたり「W2 Unified」でなら、実施したい施策が実現できると評価され導入に至ったとのことだ。今回のリニューアルでは、オンラインサイトと全国約150店舗をシームレスにつなぐことで、商品在庫の一元管理ができるようになったという。

これにより店舗受け取りサービス、取り置きサービス、エンドレスアイル機能等のOMO施策の導入が実現した。その他、オンライン接客販売支援サービス「Benent(ベネント)」の活用による店舗スタッフのコーディネート提案やムラサキスポーツ契約選手のブログ機能を使った情報発信、アクションスポーツアイテムを含めアイテムページを並べて比較検討できる機能、体格や技術レベルに最適なサーフボードサイズが検索可能なサーフボードリッター計算機能など、スポーツギアをより利便性高く選定できる機能を充実させた。

また、今回のムラサキスポーツのオンラインストアのリニューアルでは、W2のグループ会社である、ECに特化したデザイン制作会社「ブランデックス株式会社」の精鋭デザイナー陣が、フロントデザインを手がけた。購買を含むUX(User Experience)設計にもこだわり、機能面とデザイン面の双方において、日本のアクションスポーツのリーディングカンパニーであるムラサキスポーツらしさを追及したECサイトデザインに仕上がった。

このように、ムラサキスポーツ オンラインストアは、OMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム「W2 Unified」を導入し、OMOに対応したECサイトへとリニューアルを遂げた。利便性の向上と、より良い買い物体験の提供を目指して今後さらに新機能を追加していく予定としており、これからの進化にも注目が集まりそうだ。


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