E-Grant、EC事業の重要指標を可視化する「こづちVision」を正式リリース

ECのミカタ編集部

E-GrantがEC支援1000社の知見を結集!自社EC×モール次世代データ活用「こづちVision」始動

株式会社E-Grant(以下、E-Grant)は2025年3月11日、EC事業者向け経営ダッシュボード 「こづちVision」の正式リリースを発表した。

重要指標をリアルタイムで可視化できるツール

「こづちVision」は自社EC・モール(楽天市場やAmazon)など販売チャネルの統合・一元管理を実現し、各チャネルごとの売上・顧客・商品分析などEC事業における重要指標をリアルタイムで可視化できるツール。

E-Grantによると、本サービスの主な機能と特徴は以下の通り。

◆ 経営ダッシュボードの導入による一元管理
自社EC・モールデータを統合し、リアルタイムで可視化。各チャネルのパフォーマンスを比較することで、売上最大化に向けた意思決定を迅速化させる。

◆ データ分析&施策立案の最適化
同社が提供するCRMツール「うちでのこづち」で培った利益につながる分析を30以上搭載。各チャネルごとに商品別LTV・F2転換率などを分析し、モール別・商品別に最適なマーケティング施策を立案する。

◆ レポーティング業務の工数削減
経営層・現場担当者それぞれの視点に応じたカスタマイズ可能なダッシュボードを提供。自動でレポートを生成し、リアルタイムで更新する。

◆OMO戦略の実現
店舗POSデータ・ECサイトの購買情報を統合し、最適なCX(顧客体験)を提供。モール経由の顧客データも活用し、LTVを最大化させる。

データの統合・分析などの課題を解決

E-Grantは、近年のEC業界における状況として、定期販売の規制やCPA・CPOの高騰を背景に、自社EC単独の運営からモールを含めた複数チャネルへの展開が加速していると指摘。一方で、多くのEC事業者が以下のような課題を抱えていると続ける。

◆複数の販売チャネル(自社EC・モール)のデータ管理が煩雑

◆モールではデータが取れず自社ECのデータナレッジがモールで使えない
◆各チャネルの売上や広告の関連性が見えず、経営判断の最適化が難しい
◆LTVを最大化するための適切なデータ活用ができていない


同社では、従来のEC運営では各種データが分断されており、その統合・分析に多大な労力がかかるという課題を解決するために「こづちVision」が誕生したとしている。

累計1000社以上の支援を行ってきたE-Grantの知見を活かし、導入事業者の課題解決につながる新サービスとなることを期待したい。


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