日本をサイバー攻撃から守れ!NRIセキュアとNECがタッグ

日本初、サイバー駆け付けサービス

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社とNECは12月25日、官公庁や金融など、重要インフラ分野の情報セキュリティ強化に向けた協業を発表した。急速に深刻化しているサイバー攻撃から、日本の社会基盤である重要インフラ分野を守るための取り組みだ。

3つの柱でサービスを展開

具体的な取り組みは以下の通り。

NECが提供する「サイバーセキュリティ運用支援サービス」にNRI社NCSIRTメンバーが技術支援を実施

NECが販売するシステムをNRI社の持つ監視サービス専門部隊が支援。これにより幅広い顧客に標準化されたサービスが提供可能となり、合わせて緊急対応も可能となっている。

重要インフラ分野向けサービスの共同開発と共同マーケティング

国家安全保障に関わる官公庁を顧客として実績のあるNECと、国内の金融機関に対するセキュリティを提供しているNRI社が経験、強みを活用し、サービスの開発と販売を新たに展開する。

国内初の「サイバー駆け付けサービス」を共同開発し、重要インフラ分野の顧客に提供

第1弾が「サイバー駆け付けサービス」だ。両者とNECフィールディング株式会社の3社により、全国各地のネットワークを活用、不正アクセスなど重大事故の発生を検知すると、迅速に初動対応、被害を最小限に抑える。

安全保障面でますます重要となる情報セキュリティ。1企業で全てをまかなうことは困難となって久しい。各分野で先進ノウハウ、機動力を持つ企業が補完関係となることがカギだ。