AnyReach、AI検索時代の新インフラ「AnyLLMO」提供開始

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ECのミカタ編集部

AnyReach、AI検索時代の新インフラ「AnyLLMO」の本格提供を開始

AnyReach株式会社は2026年5月12日、LLMO(大規模言語モデル最適化)特化型インフラ「AnyLLMO(エニーエルエルエムオー)」の本格提供を開始した。

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ブランド価値の向上と売上最大化を支援

「AnyLLMO」は、AI検索上の現状を可視化する「可視化ダッシュボード」と、成果につなげる「戦略コンサルティング」を統合したサービス。AI検索時代における、ブランド価値の向上と売上最大化を支援する。

AnyReachは本サービスの特徴について、次の内容を挙げている。

◆LLMOの可視化と戦略支援を一体で提供
▷AI検索上の「ブランド露出」や「評価状況」を可視化するダッシュボードに加え、成果創出に向けた「戦略設計」から「実行支援」までを一気通貫で提供する。

◆主要5大AIプロバイダを横断してモニタリング
▷ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexity、Copilotなど、主要なAI検索・生成AI上での言及状況を横断的に把握。ブランドの「見え方」を多面的に可視化する。

◆1000社超の支援実績に基づく知見を活用
▷AnyReachがこれまで培ってきた1000社超のEC支援実績をもとに、事業理解に根ざした「実践的なLLMO戦略」を提供する。

◆AnyMind Groupのアセットを活用した総合支援
▷AnyMind Groupのメディアネットワークや各種アセットを活用。「記事制作」にとどまらず、「露出設計」や「情報発信」を含む幅広い支援を可能にする。

※画像元:AI検索時代の新インフラ「AnyLLMO」の本格提供を開始(AnyReach株式会社)

AI検索最適化への対策に着手

AI検索では、AIが回答を生成する際に参照・引用する情報源は、従来の検索ランキングに加えて、情報の構造化・明瞭性・信頼性・ブランド言及の蓄積など複数の要素によって選定される。

そのため、情報の整備が不十分な場合、AIに自社情報が引用されず競合他社の情報が優先的に参照されたり、古い情報のまま回答に用いられたりする可能性がある。これにより、企業のブランド価値や売上を損なうリスクが高まっている。

AnyReachは「多くの企業がLLMO(AI検索最適化)の重要性を認識しながらも、専門人材の不足やROI(投資対効果)の見えにくさから、具体的な対策に着手できていないのが実情です」と指摘する。

こうした状況を背景に、「AnyLLMO」先行導入企業において一定の成果が確認できたことから、本サービスを全事業者へ向け本格提供する運びとなった。

AI時代のコマースを支えるインフラ企業へと進化

AnyReachはこれまで「AnyGift」を通じて、ギフトの購買体験の向上に取り組んできた。

今後は「AnyLLMO」を通じて、EC事業者をはじめとする企業がAI検索時代において正当な評価を受け、適切な購買機会を獲得できる環境づくりを支援する方針を掲げた。

本サービスでは今後、タグ1行の導入でJSON-LD(※1)とllms.txt(※2)を自動生成・反映できる「構造化データ自動注入機能」の提供も予定。AIに正しく読み取られやすい情報基盤の整備を、より手軽に実現できる環境を整えるとしている。

AnyReachは「これを機に当社は、ギフト領域にとどまらず、AI時代のコマースを支えるインフラ企業へと進化し、企業の事業成長に貢献してまいります」とコメントしている。

AIを活用した関連プロダクトの開発を進め、企業の情報発信や顧客接点の高度化を支える本取り組み。さらなる拡大が期待される。

※1:JSON構文を用いて構造化データを記述するためのW3C標準フォーマット。Webページの内容を検索エンジンやAIに正確に伝えるために用いられるデータ記述形式。
※2:llms.txt(エルエルエムズ・テキスト):大規模言語モデル(LLM)がウェブサイトの情報を効率的に参照できるよう、重要なコンテンツへのリンクと概要をまとめ、ウェブサイトのルートディレクトリに配置するMarkdown形式のファイル。