ネット事業の強化などを目的にセブン&アイがインテリア雑貨の「フランフラン」に出資

2013年12月だけでも4件目に

セブン&アイ・ホールディングス(以下「セブン&アイ」)が2013年12月25日、インテリア・家具の専門店「Francfranc(フランフラン)」などを運営しているバルスへの出資を発表した。セブン&アイによる資本提携は、2013年12月だけでもこれで4件目となる。

フランフランは、文具から雑貨、家具などいった洗練されたデザインの商品が20~30歳代の女性を中心に人気を集めており、セブン&アイでは傘下のショッピングセンターである「アリオ」やイトーヨーカ堂などの店内にフランフランを誘致するほか、ネット通販事業でも連携するとしている。

多様なニーズへの対応が狙い

セブン&アイにとってはライバルであるイオンが、「イオンモール幕張新都心」でスマートフォンやタブレット端末との連携をさせるなど店舗とネットの融合に注力していることから、セブン&アイもこの分野を強化。

店舗とインターネット双方を強化することで消費者との接点を広げていき、多様なニーズへ対応していけるようにすることが狙いだという。