日本直販、ByteDanceと「グローバルパートナー契約」新たな広告DX事業へ発展
日本直販株式会社は2026年9月29日、TikTokをはじめ世界的なコンテンツプラットフォームを展開するByteDance株式会社と、グローバルパートナー契約を締結したことを発表した。
AYET構想の事業化を加速させる
本契約に基づき、両社は、TikTokおよびTikTok Shopを活用したショート動画・LIVE配信・コマース施策の展開に加え、ByteDance Seed Teamが開発する動画生成AI「Seedance」シリーズを中核としたAI CM・動画広告制作、次世代クリエイターの育成、デジタルヒューマンによるAIライブコマースなどの連携を検討する。
ByteDanceが有するAI・動画生成技術と、日本直販が有する顧客・サービス基盤を相互に活用し、AI技術の社会実装を進める。
また、ByteDanceのAI技術を活用したサービスを自社の顧客・取引先・広告主等へ展開するとともに、広告代理店、クリエイター、IPホルダー等のAI活用を支援。広告インフラへと、発展させることを目指す。
さらに、日本直販はWeb3領域の重点施策として、エンターテインメント領域に特化したトークン「AYET(Akimoto Yasushi Entertainment Token)」を活用したIP開発・クリエイター育成を推進している。
ByteDanceとの連携を通じ、クリエイターの「制作環境」「発信接点」「収益機会」を一体的に整え、企画・制作・発信・ファン参加・収益化までを継続的に支えるAYET構想の事業化を加速させる、としている。
4領域でAI・動画・コマースの連携を検討
両社は、本契約に基づき、主に以下の4領域で取り組みを検討する。
◆TikTok ShopおよびAIライブコマース領域による「TikTok連携」
▷ショート動画やLIVE配信、クリエイターとの協業を通じたコンテンツ発信・マーケティング・商品販売を検討。TikTokが持つコンテンツ接点と、日本直販が有する商品・IP・顧客基盤を掛け合わせ、商品やコンテンツの認知から購買までを一体的につなぐ新たな顧客体験の創出を目指す。
◆Seedanceによる「AI CM」市場の創出
▷Seedanceを活用したAI動画生成環境を基盤に、テンプレートやプロンプト、制作支援機能等を組み合わせ、AIによるCM・動画広告やSNS向けコンテンツ制作を支援する新たな広告DXサービスの構築を進める。
◆AYETを旗艦プロジェクトとして「AI × IP × クリエイター市場」を開拓
▷AIによってIPを拡張し、クリエイターによってコンテンツを増やし、コミュニティによってその価値を拡大。日本直販は、AYETをその循環を実現する旗艦プロジェクトとして位置づけ、AYETにおける実需と事業基盤の強化、グローバルIPの創出につなげる。
◆AI広告プラットフォームを通じて企業・広告代理店・クリエイターのAI活用を支援
▷日本直販はByteDanceとの事業連携を基盤として、企業、広告代理店、クリエイター、IPホルダー等がAIを活用できるプラットフォームの構築・提供を進める。企業にはAIを活用した広告制作の効率化、広告代理店には新たなAI広告サービス、クリエイターにはAIを活用した制作・ビジネス機会、IPホルダーには既存IPを活用した新たなコンテンツ展開を提供することを目指す。

※画像元:日本直販、TikTokを展開するByteDance社とグローバルパートナー契約を締結(日本直販株式会社)
AYETプロジェクトにおける実需と事業基盤の強化も推進
日本直販は今後の展望について、次のようにコメントしている。
「日本直販が考えるWeb3は、トークンそのものを目的とするものではありません。クリエイターが新しい表現に挑戦し、ファンがその活動に参加・応援し、生み出されたコンテンツが継続的に成長するための基盤です。ByteDanceとの連携を通じて、AIを活用した制作環境、世界へつながるコンテンツ接点、新しいコマースの仕組みを組み合わせ、AYETプロジェクトにおける実需と事業基盤の強化も推進してまいります」
今後は、TikTok Shop・AIライブコマース、Seedanceを活用したAI CM・動画広告制作、AYETを起点としたAI・IP・クリエイター領域などで、両社の連携を進めるとしている。
ByteDanceと日本直販、それぞれの強みを活かした今回の事業連携。今後の動向に注目したい。


