ヤマト、カード・後払い一体型決済を「EC-CUBE」に

石郷“145”マナブ

業界初!「クレジットカード払い」「代金引換」「後払い」の決済手段をまとめて導入可

ヤマトホールディングス傘下のヤマトクレジットファイナンス株式会社およびヤマトフィナンシャル株式会社は、株式会社ロックオン(本社:大阪府大阪市北区 代表取締役社長:岩田 進)と共同開発した「クロネコヤマト カード・後払い一体型決済モジュール」(2.13系)を、ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」の決済ツールとして標準搭載することを6月29日に発表した。

「EC-CUBE」は、株式会社ロックオンが2006年9月に公開したECサイト構築パッケージをオープンソース。国内シェアNo.1EC構築オープンソース(独立行政法人情報処理推進機構調べ)として認定されており、推定22,000店舗以上(株式会社ロックオン調べ)で稼働している。今回、この「EC-CUBE」に搭載される決済ツール「クロネコヤマト カード・後払い一体型決済モジュール」は、合計650,000社以上が導入する(公益社団法人日本通信販売協会調べ)3大決済代行サービス「カード」「代引き」「後払い(コンビニ決済)」をまとめて導入できるようにするというもの。利用料は、決済手数料のみで、初期費用も無料となっている。

「クロネコヤマト カード・後払い一体型決済モジュール」のカード払い・代引きは、ヤマトグループが代金を立替える最短5営業日入金のため、導入店舗は、資金繰り面からも、積極的な仕入・販売計画が可能。さらに予め通販事業収益から配送料を差し引いての清算処理に対応し、経理業務の負担軽減を図ることができる。

間もなく「EC-CUBE」の最新バージョンが提供される。インターフェースが刷新されるだけでなく、特に「拡張性」を追求し、標準機能のほぼ全てをAPI化。周辺サービスやアプリとの連携がよりシームレスに実現されるとのこと。今回の「クロネコヤマト カード・後払い一体型決済モジュール」の実装も、新バージョンリリースの大きな目玉のひとつとなるだろう。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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