ビッグローブ「B→Dash」導入でコスト削減

ECのミカタ編集部

通信サービス大手のビッグローブが次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash」を導入
データと機能の一元管理ついて、大幅な工数削減とコスト削減が期待される
年内の「B→Dash」導入目標社数は300社とし、継続的・積極的に機能強化を図っていく予定

一元管理で工数・コスト削減が期待

株式会社フロムスクラッチ(以下「フロムスクラッチ」)が提供する、次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash(ビーダッシュ)」が、情報通信サービスを提供するビッグローブ株式会社に導入されたことを発表した。

インターネットのプロバイダ事業等を展開するビッグローブ株式会社は、デジタルマーケティング領域において、マーケティングツールが複数導入されており、管理工数や利用コストの増加が発生していた。これらの課題の解決を期待され、今回、次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash」の導入が決定した。

これまでは様々なツールが複数部門で導入されており、アクセス解析ツール、A/Bテストツール、LPOツールなど複数ツールを必要な機能ごとに使い分けていた。集客を強化するために様々な施策を実施しているフロムスクラッチであるが、ツールが異なるために、分析に必要なデータが異なるデータベースに点在しており、分析業務に膨大な時間を要していた。

今回、「B→Dash」によって、データと機能を一元管理することにより、大幅な工数削減が見込まれている。また、前述の通りこれまで複数のツールを導入していたために、各ツールにかかる月額の利用料金が膨らんでいた。今後、必要機能を徐々に「B→Dash」に切り替えられることに成功すると、最終的な月額のツールコストは大幅に削減されることになる。

また、フロムスクラッチでは”どの施策からどれだけ売上に繋がっているか”について、これまでWEB、電話といったチャネルのカテゴリごとに計測・分析していた。しかし、既存ツールからの移行が完了した後、今後の展開として、「B→Dash」の活用によりマーケティングプロセスの入り口から出口までのデータを統合し、リスティングのキーワードごとといった、より細かな施策ごとにLTV計測や売上計測ができるようになることが期待される。

「B→Dash」は企業のマーケティングプロセス全体に渡るデータを統合し、一気通貫で分析/管理/改善を可能にするSaaS型のサービスだ。近年では「マーケティングオートメーションを代替する次世代のソリューション」として期待を集めている。現在、「DMP」「マーケティングオートメーション」「コンテンツマーケティング」「メールマーケティング」などのマーケティングソリューションが話題となっているものの、いくつかのサービスやソリューションを導入した結果、「運用に乗らない」、「効果が見えない」といった課題を抱える企業が数多く存在する。その中で「B→Dash」はオールインワンで全ての機能を装備、実装した次世代型マーケティングプラットフォーム=プライベートマーケティングプラットフォームとして、個社ごとのビジネスプロセスや業務フローに対してカスタマイズし、フィットさせることで、企業の収益向上並びにマーケティング業務効率向上を可能にするプロダクトとして注目を集めている。

なお、年内の「B→Dash」導入目標社数は300社とし、継続的・積極的に機能強化を図っていく予定だ。


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