フリマユーザーの9割のユーザーが「メルカリ」を利用!(ジャストシステム調べ)

ECのミカタ編集部

「メルカリ」が圧倒的な人気を得ている!

株式会社ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、事前調査で「フリマアプリを利用したことがある」と回答した10代~30代の女性550名に「フリマアプリの利用に関するアンケート」を実施した。

調査期間は10月14日から19日までである。なお、質問項目は「フリマアプリを知った情報源について教えてください」や「フリマアプリの現在の利用個数を教えてください」などがある。

調査結果は、「メルカリ」の利用者が圧倒的に多いという結果が出た。利用中のフリマアプリとして回答が最も多かった「メルカリ」が88.6%で、次いで「Fril」が30.0%、「LINE MALL」が18.9%だった。利用目的別の質問でも、購入を主目的に利用しているフリマアプリとして「メルカリ」が73.8%であり、さらに販売を主目的に利用しているフリマアプリとしても63.7%の「メルカリ」を挙げる人が最も多く、フリマアプリユーザーには「メルカリ」が定番アプリとなっていることが分かった。

また、30代出品者の4人に1人は1ヶ月あたり平均1万円以上を販売している。出品経験者の1ヶ月あたりの平均販売金額は「1,000円~5,000円未満」が33.8%と最も多く、次いで「1,000円未満」が33.6%だった。一方、1ヶ月あたり平均1万円以上販売する人は19.1%であり、年代別にすると30代が26.3%と最も高くとなった。

さらに、10代は「購入メイン」で、20~30代は「購入も販売も積極的」という答えが多かった。購入と販売の両方を利用した経験がある人のうち、「購入メイン」が33.8%、「購入も販売も積極的に行っている」人は31.5%、「販売メイン」で使っている人は21.0%だった。年代別を見ると、10代は「購入メイン」で使っている人が39.7%と最も多かったことに対し、20代と30代は「購入も販売も積極的」な人が最も多いという結果となった。(20代:32.0%、30代:35.1%)

その他にも30代フリマアプリユーザーの5人に1人は、「査定付き委託販売サービス」の利用経験があるという結果が出た。フリマアプリ利用者のうち、RECLOなどインターネットを利用し、企業が売り手や買い手となる個人の間に入って、商品の査定や委託販売を行う「査定付き委託販売サービス」について、「利用したことがある」人は13.8%、「知っているが利用したことはない」人は19.7%、「査定付き委託販売サービスのことを知らない」人は41.0%だった。年代別にすると30代が21.5%であり、最も利用率が高くなっている。

フリマアプリ「メルカリ」は、簡単に出品することができる。それに加えて、CMなどのブランド戦略、イメージなどから多くのファンがいることは予測できたが、実際では、フリマアプリの中でも圧倒的に人気が高い結果となった。「メルカリ」利用者は今後も増えそうだ。それと同時に、他のフリマアプリも今回の結果を受けて新たな対策を練ることだろう。フリマアプリは、時代に合わせて進化していく。


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