成長に合わせた物流支援を。いつも.コネクトロジ開始

ECのミカタ編集部

低価格で梱包・配送ができる新物流サービス!

Eコマース支援の株式会社いつも.(以下いつも.)は、7,000社超のEC支援実績を生かし、梱包費、配送費を含めて480円から宅配便配送が可能になる物流サービス「コネクトロジ」の提供を12月2日に開始した。

コネクトロジは、従来型のネットショップと物流サービス間の個別契約ではなく、複数のネットショップがコネクトロジを通して1つの物流サービスを利用することにより、個別契約よりも好条件で、梱包・配送することができるという。「低価格」「低変動費」「1商品1在庫から利用」「管理画面での簡単な出荷指示」等を実現し、「時間」「コスト」「労力」といった物流面での負担を軽減する“シンプルで低コスト”なサービスとなっている。

面積単位などが一般的な物流サービスの費用体系に対して、コネクトロジでは、1商品に対して1在庫から利用することができる。個別契約ではなく、いつも.のネットワークを介することにより、スケールメリットを実現し、梱包費用等込みで宅配便が480円から利用ができる。約700円〜800円といった、通常の相場感よりも低コストでの利用が可能だ。料金の中には、送料の他に、梱包費用、同梱の明細書発行費なども含まれる。また、作業工程は、商品のマスタ作成(商品番号や商品名、商品数等)もカートや商品台帳などからCSVで一括登録ができる。その後も、管理画面(プラウザ上)から入荷指示、出荷指示ができ、CSVでの指示も可能である。

コネクトロジの最大の特徴は、全体的なサービス設計にある。
ECで物流サービスを利用する場合、販売量や商材の種類といった発送のバリエーションが増えてくると、コストと作業内容の両面から、都度、最適な物流サービスに「乗り換え」ていかないといけないのが一般的だが、それには外注先の再選定やサービス切り換え、それに伴うシステムやフローの変更等々、大きな手間とコストが掛かる。

それに対して、コネクトロジでは、事業規模ごとに用意されているコネクトロジのサービスをアップグレードしていくだけで、物流サービスを乗り換えることなく、店舗側の要望が吸収できるとともに、コストも最適な状態(低コスト)を維持できるようになっている。
今回リリースされたサービスは、その一番入り口のサービスで、「月額固定費なし」というのは、物流量が少ない時には低コストのメリットとなるが、物流量がある一定量を超えた場合には、固定費を掛けた方が、総コストが下がる局面がやってくる。その場合は、そのような料金システムの上位サービスに切り換えられるようになっているのだ。

いつも.経営戦略部の曽根事業部長によると
「店舗が物流サービスに合わせるのではなく、物流サービス側が店舗に合わせるという真逆の発想だが、本来のあるべき姿とも言える。またこれにより、いつも.の提供する支援サービスとも柔軟に連携が取れるため、まさに様々な局面に対応できるようにサービスを「繋げていく(コネクトしていく)物流サービスを目指している」とのこと。

頻繁に物流サービスを切り替える必要がある、これから物流サービスを検討したい、というショップにとっての選択肢がまたひとつ増えた。加えて、いつも.が築き上げてきた豊富なノウハウを取り入れたいというショップにとっても、柔軟な提案を行ってくれるサービスと言えるだろう。


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