「出荷通知報告」も自動化へ!ネクストエンジンの進化

利根川 舞

記者の論点:これまで数々のサービスを提供してきたネクストエンジンだからこそ、作業の自動化への安心感があるのではないだろうか。

自動送信で出荷通知の配送漏れも未然に防ぐ!

 Hamee株式会社(以下「ハミィ」)が開発・提供するバックヤード支援を中心としたECプラットフォーム「ネクストエンジン」は、総合オンラインストアAmazon.co.jp(以下「Amazon」)の出品サービス「Amazonマーケットプレイス」への出荷通知報告の自動送信に対応した。

Amazonマーケットプレイスで発生した注文は、出品している販売事業者が出荷を行ったタイミングで、Amazonに対し配送の情報とともに出荷完了の旨、通知を行う必要がある。その出荷通知の送信により、配送情報が購入者に送信され、出品者の売上げが確定する。

今回の対応により、今まで提供されていたAmazonマーケットプレイスの注文情報自動取込に加え、出荷完了時の出荷通知も自動で送信することが可能になった。出荷通知の送信にともなう手間を削減するほか、出荷通知の送信漏れを無くすことが期待される。

また、従来の手法で出荷通知していた受注の情報を確認し、一括で出荷通知のできる、「一括注文完了」や、なんらかの理由で金額変更などが生じ、自動送信の対象外となる受注情報を一覧することができる「金額不整合確認」などの機能も同時に提供する。

これらの機能は、ネクストエンジンにて受注管理を行う全てのユーザーの環境にてすぐに利用することができる。ネクストエンジンは今後も、様々なモールやカートにおける差異・作業を吸収し、ネットショップを運営するユーザーの利便性向上につとめていくという。

ネクストエンジンは「その時間、大事なところに使いましょう」をコンセプトに、複数の店舗の在庫・受注・商品ページ管理を一元化し、EC事業者の人的・時間的コストの削減を実現している。今回の出荷通知報告の自動送信への対応も、ネットショップ運営者の手間を減らし、売上げに繫がるような、大事な作業に時間を使うことを手助けとなる。「塵も積もれば山となる」という言葉があるように、一つ一つの作業時間を短くしていくことで、他の作業を行うことができるようになる。これからもネクストエンジンはネットショップ運営者の強いミカタになってくれるに違いない。


記者プロフィール

利根川 舞

メディア編集部
ロックを聴きつつ平安時代に思いを馳せる文学人間。タイムマシンができたら平安時代に行きたいです。
ライブハウスやフェス会場に出没しては、笑って、泣いて、叫ぶ姿が目撃されている。ACIDMANや10-FEET、ROTTENGRAFFTYが大好き。

サービスやその場の雰囲気がイメージしやすくなるような記事を書いていきたいと思います。

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