「楽天カード手話通訳サービス」を開始

ECのミカタ編集部

- 聴覚や言語が不自由な会員へ、スムーズかつリアルタイムなコミュニケーションを実現 -

LINEも活用!楽天カードの手話通訳サービス

楽天カード株式会社(以下、楽天カード)は、株式会社プラスヴォイス(以下、プラスヴォイス)と提携し、3月3日から聴覚や言語が不自由な楽天カード会員(以下、カード会員)からの問い合わせにSNSなどのビデオ電話(対象となるビデオ通話:Skype、LINE、FaceTime)を活用した「楽天カード手話通訳サービス」を開始した。

「楽天カード手話通訳サービス」は、プラスヴォイスのオペレーターがカード会員と手話や筆談で会話し、楽天カードのオペレーターに内容を通訳するビデオ電話を活用したサービスである。楽天カードでは、従来まで、カード会員からの各種問い合わせは、原則楽天カード会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」やE-MAILで対応していた。しかし、カード会員の親族や知人が代理人としてコールセンターに問い合わせることもあり、カード会員が直接オペレーターとコミュニケーションを望むことが要望に上がっていたため、本サービスの提供に至った。

カード会員は、SNSなどのアカウントを登録してビデオ電話に接続できるので、オペレーターとスムーズかつリアルタイムなコミュニケーションを実現することができるのだ。今や誰もが利用しているSkype、LINE、FaceTimeといったSNSが活用できる点に関してもサービスの利便性が感じられる。

JCBや新生銀行も!時代に合わせたバリアフリー

世の中が情報社会へと発展し進化を遂げていくことに伴って、その影で新しい課題が生まれることも確かであり、そんな課題の一つとして、情報通信のバリアフリーに対する配慮が足りないことがあがる。プラスヴォイスはそんな課題を情報通信技術を活用して、特に聴覚障がい者と健聴者とのコミュニケーションのバリアを解消する事業を展開している。

そして、プラスヴォイスは今回の楽天カード以外にも、株式会社JCBのカードデスク内に「JCB手話デスク」を開設し、聴覚や言語が不自由なJCBカード会員に対してのサポートを行ったり、新生銀行において手話通訳を介して窓口での説明を受けることが出来る遠隔手話通訳業務を行っている。つまり、プラスヴォイスが行っているサービスは世の中のニーズに応えている。

また、楽天カードが考えるバリアフリー、それは楽天市場のお客様にとっての満足度にも直結する。楽天が今夏に向け、クレジットカードでの決済を簡略化することで、今まで以上にクレジットカードでのショッピングを身近にしようとする動きがあるのは、記憶に新しい。いままで以上に、楽天市場でクレジットカードで購入する機会が増えることは、ひいては、楽天カードを使う機会が増えるということだ。それだけに、こうした楽天カードが取り組むお客様との関係性を深める動きは、必ずや楽天市場のショッピングに生きてくると思うのだ。


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