Qoo10、経営方針・新戦略を発表 2027年に東京へ旗艦店をオープン
インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社は2026年4月14日、2026年度の新たな経営方針を発表した。
メガデビューにより月平均売上は7倍に成長
eBay Japanは2025年3月に「企業価値1000億円20社、100億円100社に育成」を発表。そのための「Qoo10支援プロジェクト」をスタート。同年4月に開始した特設サイト「メガデビュー(※1)」は、新しいビューティーブランドの発掘と支援を目的とし、今年4月第1週までの約1年間で200のブランドがデビューしている。
「メガデビュー」出店期間中、参加ブランドのメガデビュー後累計売上高は約35億円に達した。51のブランドは四半期売上が、約1000万円を超える大きな成果を上げた。
メガデビュー参加週の平均売上は前週比で15倍、月平均売上は7倍に成長し、ブランド別のフォロワー数も最大20倍に増加。この結果について同社は「実績のある商品や消費者のレビューが重視され、保守的な傾向がある日本市場で、認知度の低い新ブランドが製品競争力だけで勝負し、成果を上げていることは大変意義深い結果です」と述べた。
2026年後半に2つの「ポップアップストア」を立ち上げ
eBay Japanは、2026年の「Qoo10 Beauty支援プロジェクト」2年目に際し、スケールアップ戦略の強化を進める方針を掲げた。2026年下半期から「メガデビュー」はブランド露出期間を7日間から14日間に倍増し、週間ラインナップを4ブランドから6ブランドに拡大する予定。また、販売効率を最大化するために、Qoo10の主力プロモーションである「メガ割」との連携も強化する。
さらに、ブランド成長の各段階に合わせ、カスタマイズされた支援プログラムも細分化して対応。最初となるルーキーブランドのプロモーションは「メガデビュー」から始め、次のフェーズを目指す新進ブランドには新しい段階に則した支援体制を組む。
また、BeautyブランドとQoo10ユーザーが直接出会うことができるオフラインの機会も積極的に増やす予定。2026年の後半には2つのポップアップストアを立ち上げ、2027年前半には、Beautyブランド製品を常時体験できる旗艦店を東京の中心部にオープンする計画を示した。

※画像参照:Qoo10を運営するeBay Japanが2026年度経営方針・新戦略を発表(eBay Japan合同会社)
ビューティー企業の成長パートナーを目指す
Qoo10は「楽しさを仕掛け、喜びを届ける」ことをミッションに、日本のオンライン美容市場で30%以上のシェアを持つ企業であり、MZ世代を中心とした流行の情報発信源となっている。
2026年3月現在、会員数は2800万人を超え、2025年の月間平均アクティブユーザー数は3500万人に達した。eBay Japanは今後について、次のようにコメントしている。
「日本でのBeauty企業の成功とその拡大はQoo10の成長だと考え、2026年度も国内外新しいブランドの発掘と支援のためのプロジェクトを拡大・強化していきます。新興ブランドからトップブランドまで、各段階のニーズに合わせてカスタマイズされた支援プログラムを策定し、共に力を合わせてシナジーを最大限生み出せる仕組みを構築し、オンラインとオフラインを網羅するビューティー企業の成長パートナーを目指していきます」
ブランド成長を加速させる支援プログラム、東京への旗艦店オープンとさらなる発展が期待される。同社の今後の動向に注目したい。
※1:毎週火曜にリレー形式で次々と新たな魅力あるビューティーブランドを紹介する新コーナー。


