アパレルEC購入「失敗パターン」男女の違いが判明 セントラルオフィス調査

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ECのミカタ編集部

EC購入の「失敗」、男性は

株式会社セントラルオフィス(以下、セントラルオフィス)は2026年4月21日、「アパレル購買行動に関する消費者実態調査」の結果を発表した。本調査の結果、男女で異なる失敗パターンがあることが明らかとなった。

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調査概要

◆調査名:商品画像と購買行動に関する意識調査
◆調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス「Lancers」を利用したタスク形式アンケート)
◆調査期間:2026年4月
◆調査対象:服(アパレル商品)を購入する20代〜50代以上の男女
◆有効回答数:300名(男性144名/女性155名/回答しない1名)
◆年齢構成:20代4%/30代26%/40代36%/50代以上34%
◆調査企画:株式会社セントラルオフィス
◆出典:アパレル購買行動に関する消費者実態調査(株式会社セントラルオフィス)

失敗の多くが「商品ページと実物のギャップ」

「オンラインで購入した服で"失敗した"と感じた経験」についての質問では、「思っていたサイズ感と違った(大きすぎた・小さすぎた)」が48%で最多となった。

オンライン購入における失敗の約8割が「商品ページの情報と実物とのギャップ」に起因している。EC事業者にとって「いかに実物に近い情報を伝えるか」が、最大のテーマであることが明確になった。

男性はサイズ、女性はビジュアルで失敗を感じる

男性は「サイズ感の違い」が58%と突出して高く、女性の39%を19ポイント上回った。男性にとって、オンライン購入の最大のリスクは「サイズ選びの失敗」に集約されている。

一方、女性は「実際に見たら、自分には似合わなかった」が23%と、男性の10%と比較して2倍以上を占めた。女性は「似合わなかった」という主観的な判断による失敗が加わることで、失敗の種類がより多様化している。

この結果についてセントラルオフィスは「男性の失敗は『数値的な不一致』(サイズが合わない)に集中する一方、女性の失敗は『ビジュアル的な不一致』(似合わない・イメージと違う)にも大きく分散している」と分析している。

オンラインでの服の購入時に最も不安に感じることとして、「サイズ感が自分に合うか不安」は男性60%、女性51%と、男女ともに最大の不安となっている。

一方、「自分が着た時のイメージが湧かない(モデル画像ばかり等)」では、女性16%に対し男性はわずか4%と、3.7倍の開きが確認された。

多様なニーズに応える商品画像が重要

不安解消に最も参考になる情報を聞いたところ、「細かいサイズ表記(着丈や身幅などの数値)」が44%を占めた。

本調査から得られた示唆として、セントラルオフィスは以下の内容を挙げている。

◆男性向けには「数値データの充実」が最も効果的
◆女性向けには「着用ビジュアルの充実」が不可欠
◆失敗の77%は「商品ページの情報不足」が原因


同社はこうした課題解決について、男女の異なるニーズに応える多様な商品画像を、統一された品質で十分な枚数揃えることが重要であると指摘する。

アパレル商材を取り扱う事業者は、ぜひ本調査結果を参考に施策を検討したい。