EC業界News1週間まとめ〜サクッと振り返り♪
3/13〜3/19のNewsをギュギュっとまとめました!
こんにちは~。ECのミカタ編集部 石郷“145” マナブです。
先週一週間もいろんなニュースがありました。
そんな中、忙しくて毎日のチェックができなかったという人もいるはず。
そこで!編集部がセレクトするまとめニュース記事を作成。
さて、これを押さえておけば、先週一週間はもう大丈夫!一週間特に注目された記事は…!
Google検索、右カラム広告廃止から半月後の影響
https://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8350/
ペイパルが実現!外国人の施設予約決済トラブル解消!
https://ecnomikata.com/ecnews/build/8370/
物流の最新鋭!商品に合わせてサイズを変える段ボール
http://ecnomikata.com/ecnews/backyard/8343/
EC集客はメディアで!元楽天市場の幹部が新サービス展開
https://ecnomikata.com/ecnews/marketing/8327/
ECショップ顧客満足度1位は「ヨドバシ.com」(2015年サービス産業生産性協議会調べ)
https://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8352/
Googleの変化は、時代の変化。そこにヒントあり。
今週の注目された出来事は、上記の通り。
Googleでは日本を含めた全世界で、検索結果の右側に表示していた広告を廃止し、もう一ヶ月がたちました。
キーワード広告を使っているネットショップがあるとすれば、そのCPCはあがっていくでしょうから、少なからず影響があるものと思われます。
ただ、思うに、Googleって極めて時代のニーズに対して即したサービスであって、まさに今回の出来事もそう。色々な説がありますが、世界的にユーザーが、スマホやタブレット等、モバイル環境を重用するようになっていることと関係がある。スマホ仕様の画面では右側に検索の広告を表示するのが難しいので、PCもその仕様に合わせる形で、表示がされなくなったと考えるのが妥当かと思います。検索結果の土台がスマホとなりつつあることを示すものであり、Googleが投入する新機能等もスマホ向けにシフトしてくることを予感させます。そういう風に考えると、他の検索エンジンも、この流れに追随してくるでしょう。ネットショップにおいては、Googleが変更したその意図や本質をつかんで、自分たちの店舗の実態にしていくかが大事な事かなーって思いました。
PayPalの動きを見て、一人一人の決済を考えてみる。
ペイパルが、導入施設№1の施設サイト構築サービスの提供を行うダイナテックと提携したというニュースも読まれています。思うに、決済系に関しては、注目すべき事でしょう。ネットの普及に伴い、場所という概念がボーダレスになってきているから、その場で人と人とが現金で授受するという事がもの凄く減っているわけです。まして、それが、スマホ等を使うと、手のひらの上で、サクッとそれが完了してしまう。当然ながら、こういう部分がよりスマートに整備されてくれば、サービスの内容も地域を越えて、国を越えて、ボーダレスになってくるわけで、以前にも増して、ますます個々人が普段使っている決済のあり方がとても重要になるわけです。
サービスのロケーションがその時々でユーザーの今の環境に合わせて変化し、より直感的にそのサービスを取り入れるかどうかを決定し、すぐさま、それで決済をする。そんな世の中になりつつある中で、セキュリティ面が万全で、色々な所と連携し、まるで、現実世界で言う財布を持ち歩くような感覚で、パッと使えるPayPalは海外の人に取ってかなり、使いやすい決済手段なんですね。だから、海外の人が日本の宿泊予約をするのに、PayPalが導入されていると、非常に便利なので、今回の連携はその意味で、日本国内にとって、新たな消費を生み出す入り口として意味があるわけです。
つまり、ここで日本に来る時の入り口がPayPalであるということは、国内のサービスにおいても、PayPalを導入したサービスがあれば、それにこした事はないし、海外に戻った時、何か日本の商品やサービス等において、PayPalを使っているサービスを優先的に使うってこともあり得るでしょう。日本におけるサービスも、PayPalというものを積極的に取り入れる事を検討してみてはどうだろうか、という事になります。
キュレーションメディアの台頭に何を見る
その他ではキュレーションメディアが随分、成長してきているという実態ですね。QuickMediaのニュースもまた、そんな時代背景を受けたもので、ある種、これはECでの集客という事をメリットに打ち出しているのが特徴です。個人的に、キュレーションメディアというのは注目すべきことだと思っていて、例えば、女性のファッション系の「MERY」で言えば、それだけで、2000UUを持っている。ECとの親和性が高いと言われ、4人に一人は購入経験があるというわけです。
これは、先日、DeNAで話していた事ですが、ファッションに興味があるユーザーが多いMERYでスイーツの紹介記事を公開したところ、他の連携事例と比べて、購入CVRが3倍に到達したという話もあります。ただ、僕が思うに、ここでのポイントは、1)バレンタインの直後、2)MERYユーザーが好みそうな商品カテゴリー、3)MERYユーザーが好みそうな包装デザインだった、という具合に、何でもかんでも使えば良いというわけではなく、ある程度、キュレーションメディアのユーザーの好みというのを想像力を働かせて、結びつけるセンスが重要に思います。その点において、話を戻しますが、QuickMediaはECを意識しているという点で、その辺のECとの連携をある程度、念頭に置いている点で、どうやってEC店舗にとって、活用しやすいメディアにしていくのか、お手並み拝見といったところです。今後の動きに注目してみたいですね。
というわけで今週一週間まとめはこのへんで。ではでは。今週も一週間笑顔で!