宅配クライシスの中で多くのEC事業者が、清長の「プレミアム物流」を選ぶ理由

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社清長 物流事業本部 第1事業部 部長 朝比奈 大輔氏 株式会社清長 物流事業本部 第1事業部 部長 朝比奈 大輔氏

物流アウトソーシング企業として、EC物流業界を長くリーディングカンパニーとしてけん引している株式会社清長(以下、清長)。EC業界で“宅配クライシス”が深刻化し、多くのEC事業者が物流の見直しを進める中、清長の「プレミアム物流サービス」を利用する企業が増えている。今年8月1日には、全国8拠点目となる物流倉庫を茨城県・つくばみらい市内で竣工すると、稼働開始時点で新倉庫のスペースの半分が埋まるほど新規の契約依頼が殺到した。清長が多くのEC事業者から選ばれるのはなぜか。「プレミアム物流サービス」の特徴や、清長が取り組んでいる物流改革などについて、同社の朝比奈第1事業部長と根本第2事業部長に話を聞いた。

12年の経験を基にした「プレミアム物流サービス」

12年の経験を基にした「プレミアム物流サービス」   株式会社清長 物流事業本部 第1事業部 部長 朝比奈 大輔氏

——2006年に御社が提供を開始した「プレミアム物流サービス」は、EC物流の先駆けであり、大手モバイルアクセサリーメーカーの成長を12年間にわたり支え続けるなど、多くの実績を持っています。8月1日には延べ床面積約7044㎡の大型物流センターが竣工し、EC業界で話題を呼びました。まずは「プレミアム物流サービス」の概要について教えてください。

朝比奈 「プレミアム物流サービス」は、企業ごとに業務フローをカスタマイズする物流アウトソーシングサービスです。ECの物流やフルフィルメントは企業ごとに異なりますし、成長段階に応じて必要な物流業務は変化しますから、それぞれの荷主さまにとって、そのときに最適な物流サービスを提供することをコンセプトに掲げています。

企業ごとに事業内容をヒヤリングして個別に業務フローを作成しますし、場合によっては物流の課題を洗い出した上で、既存の物流オペレーションを再構築することもある。物流は単純に荷物を出荷するだけではなく、その会社にとっての武器にするという視点で業務設計を行っています。

EC物流は多品種・小ロットの在庫管理が当たり前。セール期間や年末年始などの繁忙期に出荷量が通常の数十倍に増えることも珍しくありません。また、同梱物管理や返品対応といった、手間がかかる業務も不可欠です。こうした複雑な物流業務のオペレーションを、企業ごとに構築できる点を、お客さまから評価していただいています。

現在、中規模から大規模の通販・EC事業者を中心に、80社以上にご契約いただいています。商品カテゴリはアパレル、雑貨、化粧品、医療機器などさまざまです。

根本 物流業務の仕様書や業務フローを設計する際の考え方の一例をご説明します。例えば、EC専業の荷主さまであれば、スピード出荷を最優先し、受注から出荷までのデータ処理を自動化する。その際、受注管理システムの「ネクストエンジン」や、業務自動化システムの「シッピーノ」といった外部サービスと連携することもあります。

また、「FBA」など外部倉庫と、自社倉庫における在庫バランスを調整することも重要です。そして宅配会社が提供する配送サービスをきめ細かく網羅し、配送コストを抑制します。オリジナルのダンボールや納品書、ノベルティなどを使ってブランディングを行うことも可能です。

ECと実店舗を運営している荷主さまであれば、店舗向けとEC向けの在庫管理を行いながら、店舗間での在庫移動や、店舗在庫とEC在庫のスムーズな移動など、在庫回転率を向上する施策を設計します。

EC事業者が卸を行っている場合でも、もちろん対応が可能です。「プレミアム物流サービス」は、もともとEC専門の物流サービスでしたが、近年はカタログ通販やテレビ通販、さらにはBtoB物流の荷主さまも増えています。昨今、BtoB物流においても、在庫の個品管理や数個単位での配送が求められるようになりました。12年以上にわたるEC物流事業で培った弊社のノウハウは、今ではBtoB物流にも生かされています。

宅配会社に選ばれる必要性

宅配会社に選ばれる必要性

——近年、自動梱包機や自動搬送ロボットを導入するなど、倉庫内作業の自動化・省人化を進めているそうですね。なぜ今、自動化・省人化に取り組んでいるのでしょうか。

朝比奈 倉庫内の自動化・省人化に取り組む主な理由は2つあります。

1つ目は、荷主さまのECサイトのサービス向上を支援するため。倉庫内作業の多くを自動化することで、ECサイトで受注してから出荷までのリードタイムが短くなり、即日出荷や翌日配送といったサービスが実現します。「あす楽」や「Amazonマケプレプライム」などにも対応でき、ECモールでの受注件数の増加も期待できるでしょう。

そして2つ目の理由は、宅配クライシスが深刻化する中、宅配会社に選ばれる物流会社になるためです。

大手宅配会社はいま、宅配便の取扱個数を抑制する「総量規制」や、集荷時刻の前倒しをEC事業者に打診しています。深刻な人手不足などにより、これまでのサービス水準を維持することが難しくなっているためです。「総量規制」により、今後は実質的に宅配会社が物流会社や荷主を選ぶ時代になるでしょう。そうなったとき、宅配会社に選ばれる物流会社にならなければ、EC物流を安定的に継続することが難しくなると考えています。

根本 そこで弊社は、宅配会社から選ばれる物流会社になるために、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の大手3社と協力しながら、さまざまな取り組みを進めてきました。

例えば、本来は宅配会社が行う荷物のサイズ計測や、配送先の地域別に荷物を仕分ける業務を、弊社の倉庫内で弊社スタッフが行っています。また、年内には清長のすべての倉庫において、荷物の出荷時刻を従来の18時から16時に変更する計画です。大手宅配会社が集荷時刻の前倒しを進める中、その取り組みに積極的に協力します。

荷物のサイズの計測や仕分けを行うにあたり、すべて人力で行っていては、人件費がかさみますし、出荷時刻にも間に合いません。その課題を解決するために、8カ所すべての倉庫において、自動梱包機や自動搬送ロボット、注文から出荷指示までの処理を自動化するシステムなどを導入し、業務の自動化・省人化を進めているのです。

——宅配クライシスの解決に協力することで、宅配会社から選ばれる物流会社を目指しているということですね。

根本 その通りです。8月1日に竣工した茨城県・つくばみらい市の物流センターを建設する際も、事前に宅配会社に私たちの取り組みを説明しました。弊社の荷物を運ぶメリットを理解していただき、協力を取り付けた上で新センターを立ち上げたんです。総量規制の影響で困難だった、既存荷主さまの物量の拡大と新規荷主の受け入れを可能にしました。

できるだけ多くの荷物を清長の物流倉庫へ

できるだけ多くの荷物を清長の物流倉庫へ   株式会社清長 物流事業本部 第2事業部 部長 根本 優氏

——宅配会社から選ばれるためのこうした取り組みは、「プレミアム物流サービス」がEC事業者から選ばれる理由になっているのでしょうか?

朝比奈 最近は宅配会社による総量規制や集荷時刻の前倒しによって物流を維持できなくなったEC事業者から、問い合わせをいただくケースは増えています。ですから、宅配会社と良好な関係を構築できていることが、弊社の強みになっているのは間違いないと思います。

根本 ここで1つ申し上げておきたいことがあります。宅配会社による総量規制や集荷時刻の前倒しは、EC業界にとって厳しいものですが、宅配会社を責めるわけにはいきません。もはや宅配会社の努力だけではどうしようもないほど、荷物の取扱量が増えているのが現実なのです。

宅配クライシスの解決を宅配会社だけに任せるのではなく、弊社のような物流代行会社も含めて、サプライチェーンに関わる企業全体で取り組むことが必要ではないでしょうか。

また、営業の側面からも伝えてください。

弊社継続率95%とハイレベルな数値をたたきだしております。常にお客様目線で
1:高品質な出荷精度
2:おもてなしの対応
3:倉庫内の安心・安全
4:教育をうけたスタッフ陣
と、4つの項目を掲げて、日々物流の運営を行なっており、信頼・評価を得ております。

ぜひ倉庫見学にいらして下さい。倉庫内の雰囲気、オペーレションの確認、スタッフ教育、5Sを感じることができると思います。

——最後に、「プレミアム物流サービス」の今後の展望について、お聞かせください。

朝比奈 物流倉庫の自動化・省人化をさらに進めるとともに、荷物の取扱量をさらに増やし、清長の物流倉庫に「人」と「モノ」を集約することで物流効率を最大化することを目指します。出荷場所が分散していると、それだけ宅配会社の業務負担は重くなりますから、できるだけ多くの荷物を清長の物流倉庫に集約することが、宅配業界全体における負担軽減につながると考えています。

また、スタートアップや小規模なEC事業者から、大規模なEC事業者まで、その企業の成長段階に合った物流アウトソーシングサービスを提供します。弊社の物流サービスは「プレミアム物流サービス」の他に、小規模〜中規模のEC事業者向けのクラウド型物流サービス「LogiMo Pro」があります。

「LogiMo Pro」はクラウド型ではありますが、清長の倉庫で、弊社スタッフが責任を持って商品を管理します。1個から出荷に対応しますから、スタートアップ企業やEC事業を立ち上げた直後の企業などにも最適です。まずは「LogiMo Pro」を利用していただき、事業が成長したら「プレミアム物流サービス」に切り替えていただくことで、倉庫をリプレイスすることなく、成長段階に合わせた物流アウトソーシングを活用できます。成長段階に応じた最適な物流サービスを提供できる強みを生かし、EC事業者さまの成長を後押ししていきたいです。

根本 2019年の早い段階で、9カ所目の物流倉庫を竣工することも計画しています。高品質なEC物流のニーズは非常に高いので、物流インフラを強化・拡大することでそうしたニーズに応えたい。物流センターを増やすには宅配会社の協力が欠かせません。今後も宅配会社と緊密に連携しながら、物流拠点を増やし、荷主さまの成長を支えていきたいです。

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