清長×ネクストエンジンのコラボで実現! 日々の運営・物流業務を自動化するしくみとは?

ECのミカタ編集部 [PR]

左:株式会社清長 営業部 次長 中川学氏
中央:株式会社清長 営業部 永田大地氏
右:Hamee株式会社 チャネルセールス部 マネージャー 日橋正義氏

ネットショップスタートアップから気軽に使えるクラウド型物流サービス「ロジモプロ」と、1社1社のニーズに合わせたカスタメイドにこだわった「ロジプレミアム」を提供している株式会社清長(以下、清長)。Hamee株式会社(以下、Hamee)のECプラットフォーム『ネクストエンジン』と連携することで、さらに使いやすさを追求しているという。両社が連携に至った経緯や、サービスの詳細について、清長の営業部 次長 中川学氏と、営業部 永田大地氏、Hameeのチャネルセールス部 マネージャー 日橋正義氏にお話を伺った。

人気物流サービスと一元管理ツールが連携、さらに使いやすく!

――まずは清長さんのサービスについて教えてください。

永田氏:清長は15年以上物流一筋で数多くの企業をサポートしてきました。現在のメインサービスは「ロジプレミアム」と「ロジモプロ」の2つです。
ロジプレミアムは1社1社のご要望に応じた物流業務のカスタメイド(カスタマイズ+オーダーメイド)にこだわり、ある程度事業規模の大きな企業向けのサービスとなっています。

中川氏:これに対して手軽に始められるのがロジモプロです。先行スタートしていたロジプレミアムについて、中小規模の企業からの問い合わせも多かったのですが、予算の都合で諦められるケースも多くありました。弊社でそこをなんとかサポートしたいと考えたのが、ロジモプロです。固定費や初期費用がかからないため1個の商品からでもお預かりでき、現在増えているテレワークや副業など小規模でのECにもフィットするサービスです。

――ネクストエンジンについて教えてください。

日橋氏:複数のネットショップ、モールの受注管理、在庫管理、ページ管理を一括で行い、発注管理、顧客管理、メール送信など運営に必要な機能を備えたクラウド型ECプラットフォームです。月額1万円からの従量課金制のため中小規模の企業でも使いやすく、数多くの導入事例があります。

清長さんのような物流サービスも含めて連携先は数多く、公式アプリだけでも70社ほど。さらにプラットフォームは自由につないでいただく形ですので数えきれませんが、1000くらいはある印象です。

日々の業務をより効率化し、ミスも防止できるようAPI連携を

――両社が連携に至った経緯とは?

日橋氏:清長さんとのお付き合いは16年ほどになります。もともと僕らの本業であるEC事業の物流を清長さんにお願いしていた流れから、物流サービスにネクストエンジンを導入したいとご相談いただきました。

――最初はCSV連携だったそうですね。

日橋氏:最初はミニマムスタートとして、ネクストエンジンの倉庫用の出荷データをCSVで作る標準機能を使い、まずはロジモプロのデータをネクストエンジンから吐き出して渡せるようにするしくみをスタートしていただきました。

中川氏:しかしCSV連携では、たとえば受注が多くなるほどCSVをダウンロードする頻度が高くなるなどの手間がかかっていました。またダウンロードをわすれてしまうとすべて出荷されないなどのリスクもありました。クライアントであるEC事業者にはネクストエンジンの導入をお勧めすることもありましたが、小規模なEC事業者ですとハードルが高い。そこでロジモプロとネクストエンジンをAPI連携することで完全自動化を図ろうと考えたのです。

永田氏:ロジプレミアムとしても、多店舗展開しているクライアントが多いので、ネクストエンジンとデータ連携(RPA)することでクライアントが作業時間を削減でき、本来やるべき売り上げを上げるための施策にかかる時間を確保していただけると考えました。

清長とネクストエンジンの取り組みについて詳しく知りたい方はこちら

BASE、カラーミーショップ、など連携カートを使っていれば、自動出荷が可能に!

――ネクストエンジンとのデータ連携で新しくなったロジモプロやロジプレミアムを使うことで、EC事業者はどんなメリットが得られるのでしょう。

中川氏:BASE、カラーミーショップ、メイクショップ、フューチャーショップなどのカートをご利用の場合、弊社に商品さえお預けいただければ、出荷業務がゼロになります。

ECスタートアップの企業ですと、まずは物流を全部自分たちでやろうとするのが今までの主流でした。確かに1日10件くらいならほかの業務の合間にできると思います。しかし20件になると苦しい、50件なら次の日に持ち越すことになる。売れるほどに物流業務に時間を取られて、新しい商品の発掘やプロモーションもできなくなります。

その点ロジモプロは初期費用も固定費もない業績連動型の料金設定ですので、1日1個でも安心して預けていただけ、空いた時間で売り上げを増やすためのお仕事に集中していただけるようになります。早い段階から取り入れていただいた方がEC事業の成長スピードは速くなりますので、気軽に導入していただきたいですね。

永田氏:出荷に伴い、1人1人のお客様にお手紙を入れるなど複雑な作業を社内でしていて「他社には任せられない」と考えてロジプレミアムを諦める企業も多いのですが、そこを弊社でアレンジして誰でもできる作業に落とし込むことが出来たり、アウトソースすることで人を削減でき生産性が高まったという事例もあります。

日橋氏:物流をアウトソースすることで、当たり前のようにやってきたこだわりの業務を見直す機会にもなると思います。お客様へのお手紙をやめて、空いた時間を使ってSNS上でメッセージを送るなど、時間をかけずに効果が得られる方法はたくさんありますから。

永田氏:EC運営においてはミスをしないことも重要。ネクストエンジンとの連携で、打ち間違いなどによるミスも防止できるようになりました。弊社では「商品が開けた時に不快な思いをさせないこと」をモットーに物流品質の部分に力を入れていますし、出荷スピードにも自信があります。そうした点でも安心してお任せいただけると思います。

成長したら「ロジプレミアム」への移管もスムーズに行える

――中小規模のEC事業者なら、まずはロジモプロを使いながら成長して、ロジプレミアムにスムーズにアップグレードできるメリットもありますね。

中川氏:ロジモプロもロジプレミアムも弊社が運営していますので、倉庫移管時の大きな手間が掛かることなく継続してご利用いただけます。

永田氏:ロジモプロをお使いの企業でしたらベースの部分はわかっているので、ロジプレミアムに移管するにあたり、さらに顧客満足度を高めるためのヒアリングを行い、物流で出来ることを1から作り上げていきます。

日橋氏:多くのEC企業を見てきて思うのは、早いうちからルーチンワークをアウトソースして、コア業務に集中してほしいということです。そうして代表の方は広告運用とかSEO対策、商品開発などに力を入れるべきだと思います。

弊社もECを運営していますが、以前は自分たちでピッキングしていて、出荷が追いつかなくなってくると、新商品が出ても「売れると困るから後回しにしよう」というめちゃくちゃな思考になることがありました。そうした状況を防ぐために、早くからバックヤードの自動化効率化をして、メイン事業に集中していただきたいですね。

EC企業の業務効率化のため、時代に合わせたサービスを続々リリース!

――両社の展望をお聞かせください。

中川氏:清長では、ロジプレミアム、ロジモプロについて、9月から+αのサービスとして「宅配マルチチャネル」をリリースしました。今まではヤマト運輸のメール便と佐川急便の宅配便との二択でしたが、「宅配マルチチャネル」を選択していただければ、配送先の都道府県やサイズによって、東京都内の地域宅配JADを含めた3つの配送会社から、弊社の自動梱包機が一番安く送れるものを判別して振り分けます。この方式の導入により、配送料が高くなっている情勢の中でもロジモプロは値下げすることに成功しています。

永田氏:ロジプレミアムではクライアントとの連絡をよりスムーズに行うため、アプリの開発を進めています。物流を安定的に自動化されているお客様でも、現場との電話やメールによる連絡は1日に数回は発生しますが、それがアプリのチャット機能でやりとりしたり、画面から進捗状況をチェックしたりできるようになり、手間を大幅にカットしていただけます。

日橋氏:Hameeでは、引き続き安定したネクストエンジンの環境構築に力を入れていきます。他方、販売パートナー企業との連携を強化するために、BASEさんとの連携機能を11月上旬にパートナー企業よりリリース予定です。これは自社のマスターデータをネクストエンジンに入れておけば、自動的にBASEに出品できるというものです。
その他にも受注自動連携や、在庫連携も可能になります。

またコロナの影響で電話ファクスの注文を簡略化したいとのお問い合わせを多くいただくため、卸先にネクストエンジンのログインIDをゲストで渡してあげればネクストエンジン上の在庫と画像を画面で見られ注文を入力できる機能を検討しております。簡単に言うと卸販売向けの受発注システムですが、弊社も携帯アクセサリーの卸し経験が豊富でBtoCだけでなくBtoBのノウハウもあるので、そこを少しずつ公開していく第一歩としてスタートしてます。

この機能があれば、日曜などでも気兼ねなく注文を入れられるようになり、販売ロスが防げます。これまでBtoCがメインだった企業がBtoBを始めるケースも増えていますし、その逆も増えていますから、そうした企業のお役にも立てると思います。

――11月18日には両社のコラボセミナーを行い、ロジモプロやロジプレミアム、ネクストエンジンに関するさらに詳しいお話をされるそうですね、

永田氏:今回はリアルでの開催となります。倉庫見学も行いますので、ぜひ清長の物流品質を見て感じ取っていただきたいですね。

日橋氏:商品を全部預けることに抵抗がある場合、売れ筋だけ預けて自動出荷してもいいと思います。

中川氏:そういうクライアントも多いですし、クラウドファンディングや母の日、お歳暮だけなどスポット的に使用するEC事業者もおられます。ロジモプロなら、これから導入されても年末商戦にまだ間に合います。繁忙期に向けて、ミス無くスピーディーな出荷をしたいと考えられている方はぜひご参加ください。

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