サイトのコンセプト設定からライティング、SNSまで ランサーズだから、即戦力のプロに制作・運用を任せられた

野中 真規子 [PR]

ホームページ制作やロゴ制作などの専門的な業務を、フリーランスなどのプロに発注できる「ランサーズ」(運営・ランサーズ株式会社)。

EC企業では最近、Shopifyでのサイト構築で利用するケースが目立っているが、ランサーズでは構築後のサイト運用やSNSでの発信に必要な撮影、ライティング、動画作成などのプロ人材も豊富に揃えている。

京都府の株式会社レトロスペクトはランサーズで希望に合うライターと出会えたことで、コンセプトに合うサイトを制作でき、当初から想定していたSNSの更新もこまめに行えているという。人材の募集から活用までの詳細や、ランサーズの魅力について、同社の代表取締役である杉下峻吾氏に伺った。

しっかりしたサイトを作るために、プロのライターが必須と判断

しっかりしたサイトを作るために、プロのライターが必須と判断

――レトロスペクト様の事業概要について教えてください。

2020年の9月よりオンラインサイトでギフトに特化したフルーツの販売を行っています。もともとは京都にある百貨店でフルーツを販売していました。社長が親族だったこともあり、私は役員として接客・販売を行っていました。

前代表の年齢の都合で、私への事業継承か事業を畳むのかを検討している矢先で、コロナ禍の影響もあり会社は廃業、私自身は、何かやりたい気持ちはありましたし、これまで築いてきた仕入れ先などや取引先とのネットワークを生かして、フルーツに関する事業をしたいと考え、今の会社を立ち上げました。

――ランサーズで人材を募集しようと思ったのはなぜですか?

サイトのスタート時、ネット販売のノウハウはゼロの状態。実家の事業を行う際にwaordpressでサイト制作を依頼した経験はありましたが、しっかりしたサイトを作るにはプロのカメラマンとライターが必須だと思いました。撮影に関しては僕も一緒に立ち合いたいという考えから自分で近くの人を探し、ライターはランサーズで公募することにしました。

実は以前、他社に人材募集を依頼したこともありましたが、素人に近い人が多い印象を持ちました。商業ベースで制作してくれる、レベルの高いプロを求めるならランサーズというイメージがあり、お願いすることにしました。
公募の際には僕の経歴を書いて「ネットに特化したフルーツ販売のサイトを作りたいので、協力してくれる方を募集します」といった説明を掲載したところ、100人ほどの方から応募をいただきました。メールでのやりとりから、この人ならお任せできそうだと感じた人を絞り込み、2名採用させていただきました。

EC、SNSの経験や、フルーツの専門知識がある人材とマッチング

――2名のライターには、具体的にどのような仕事をお任せしたのでしょうか。

1人はSNSの運用が得意で画像編集もできる人で、コンサルタントと一緒に会議にも参加してもらいInstagram投稿をおまかせしています。2人目の方は、ECの立ち上げ経験がありブランディングの知見もある人で、ライティングのディレクションならびに「蝶結びの想い」など重要なページのライティングをお任せしました。

いずれも「企画から関わらせて欲しい」と言ってくれたので、出産をがんばったママへ、おめでとうとおつかれさまを伝えたい。赤ちゃんのお世話でいそがしいママに、応援の気持ちを贈りたい。など当初のコンセプトであった「フルーツで贈る出産祝い」などコンセプトの部分から3人で相談しながら決めました。それに合わせてそれらを打ち出すためのライティングの方向性を決定。ロゴを決める際のデザイナーとの会議にも一緒に参加してもらいました。

その後、記事を増やすことになり、ランサーズでさらにライターを募集、4名を採用しました。大学でフルーツの栄養の研究をしている人、元中学校の理科の先生、福岡在住でいちごに詳しい人、鳥取在住で梨に詳しい人など、フルーツに関して独自の知識を持つ方にお願いすることができ、イメージ通りの多彩な記事をアップできました。

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メールでポイントを伝えるだけで、わかりやすく文章化

――現在はどのような業務を依頼しているのでしょうか。

スタートから1年半が経ち、ひととおりの商品説明や記事が揃ったので、今は新商品を出す際にライティングやSNSの運用をお願いしています。

SNSはInstagramがメインで、だいたい3日に1回投稿し、ストーリーズもなるべく途切れないようにしています。試行錯誤を繰り返しながら、「想いを込めて身近な人にフルーツを贈る」という蝶結びの想いに共感してくれる方たちに向けてフルーツやギフトについて発信をしています。

Instagramの運用については、コンサルタントの人も含めて月1回の会議を行っていますが、ライターさんにも参加してもらい、今月の企画や、フォロワーの反応を見ながらのおおまかな方向性を決めていき、文章はライターにお任せしています。

取扱っているのはギフトなので衝動買いのない商品。誰かに贈り物をしようとなったときに、「蝶結び」を思い出して、選んでもらえることを目指しながら、フルーツのことや、ギフトのことを発信しています。


――ライターとの日々のやりとりは、どのようにしていらっしゃいますか?

おもにチャットツールで行っています。僕にしかわからない、フルーツの特徴や日持ちさせるポイント、仕入れの目線などのポイントを、マインドマップレベルで伝えて、それをわかりやすく、きれいな文章にまとめてもらっています。長いつきあいなので、回を重ねるごとに、速く理解してもらえるようになっていると感じます。

――顔が見えない方に仕事を依頼する不安はないのでしょうか。

ランサーズのサイトでも実績や他社の評価がわかるので、最初から安心してお任せできましたし、普段のやりとりもメールでまったく問題ありません。

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事業規模を問わず、コストを抑えながら優秀な人材を獲得できる

事業規模を問わず、コストを抑えながら優秀な人材を獲得できる

――ランサーズに依頼してよかった、と感じる点はどのようなところでしょうか。

まず専門職の方が多いプラットフォームなので、たくさんの人から応募をもらえることが一番の魅力だと思います。自分のSNSで募集したら、100人の方から応募をもらうことは無理だったでしょう。
 
最初に採用した2人のライターは、期待以上のスキルを持っていたので、立ち上げ時には本当に助けられ、彼らと知り合えなければ今のサイトはなかったと感じています。

ライティング料金は、2000文字で7000円、1文字3.5円。僕は文章を書くことは苦手なので、この価格できれいにまとめてもらえるのはコストパフォーマンスがよかったと思います。当初は20記事くらいでスタートできると思っていましたが、ラッピングについての説明や、よくある質問&回答の原稿などの追加が必要だと気づき、40記事ほど書いてもらったので、当初の予測より全体的な予算はかかりましたが。

お金のやりとりに関してもランサーズが間に立ってくれるので、僕らは納品後に支払いをすることでリスクをとらずに済みます。ライター側にも仮払いシステムがあるので、万が一の未払い時のリスクはなく、両方が守られる点もメリットだと思います。事務作業の面でも、請求タイミングの通知や、源泉徴収の額もなども出してもらえるので負担がなく助かっています。


――ランサーズはどのようなEC企業におすすめだと思いますか?

専門性の高いプロに仕事を任せたいが、自社では雇えないという企業にはおすすめです。ECは販売だけでなく、日々の受注、在庫管理や入出荷など、やることが非常に多い。片手間で撮影やライティングをしようとすると、素人レベルのサイトになってしまいます。コストを抑えながら、スキルを持った人にお願いできる点は大きなメリットです。

――ランサーズへのご要望はありますか?

ランサーズはShopifyの構築やカスタマイズが得意な方が増えていると聞きました。当社もShopifyでサイトを構築しているので、商品ページの整理や、過去の購買データのまとめ、メールマーケティングのオートメーションのシステム構築などもゆくゆくはランサーズにお願いしたいと考えています。

チャット接客や品種の紹介などを通じて、より喜ばれるショップに

チャット接客や品種の紹介などを通じて、より喜ばれるショップに

――今後の展望をお聞かせください。

スタートから1年半経って、課題や、今後やりたいことも見えてきました。
現在はチャット接客に力を入れています。百貨店時代は、お客様の予算やシーンを伺って商品をご提案する接客が基本でしたが、ECの場合は商品から選んでいただくことになり、ご希望と予算が合わずに困ってしまうことも多いと思います。そこで「蝶結び」ではチャットでお客様と会話しながら、予算内でアレンジさせていただくこともしています。チャットは僕自身が対応していますが、直接やりとりすることで購入率が上がるので、リソースを割く意義があると感じています。

また当社では、市場から全国各地のフルーツを仕入れる立場ならではの価値を提供したいとも考えています。ただ新鮮なフルーツを食べたいなら、産直のものが一番ですが、たとえばいちごひとつとっても、味が濃くて酸味がつよいもの、酸味がなく子どもでも食べやすいもの、チョコレートに合うものなど、いろいろな品種があります。

そこで「蝶結び」では品種ごとの特徴を味わっていただける「食べくらべセット」をご用意。多くの方にお気に入りの品種を見つけていただき、スーパーや青果店でもその品種を選んでもらえるような活動をしています。同時に今後は個人の生産者とのつきあいも深めていきたいですね。こうした取り組みを通じて、ありきたりですが、お客様に喜んでいただけるショップ作りを続けていきたいと考えています。

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記者プロフィール

野中 真規子

ライター。著書(電子書籍)『片付けられない、という「思い込み」をなくして、今すぐ片付けるための本』(ハウスキーピング協会)が好評発売中。ECのミカタにおいては、ECサービスのお話から伝わる本質的なメッセージを受け取り、拡散することが歓びです。

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