EC自動出荷システムで実現する 受注~出荷業務不要のEC物流

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社ロジレス
代表取締役CEO
足立直之氏

受注から出荷までの業務を自動化し、作業負荷を軽減したい――。こんなEC事業者の悩みに対する最適解が、株式会社ロジレスのEC自動出荷システム「LOGILESS」だ。バックヤード業務の効率化に欠かせないOMS(受注管理システム)とWMS(倉庫管理システム)が一体型になったシステムの強みや特徴などについて、株式会社ロジレス 代表取締役CEO足立直之氏に話を伺った。

業務の煩雑化・属人化が“高負荷低生産性”の原因

業務の煩雑化・属人化が“高負荷低生産性”の原因

―バックヤード業務ではどのようなお悩みを持つEC事業者が多いのでしょうか。

2021年時点で国内のECショップ数は400万ショップ以上という調査結果も出ていますが、昨今のEC市場は新規事業者の参入が増え、1事業者が複数ブランドを展開するなど非常に活発化しています。多店舗展開を行う事業者も多く、オペレーションの複雑性も増しています。売り上げが増えるにつれて受注管理や在庫管理が煩雑になり、業務負荷が高まっている事業者が多いと思います。

売り手であるEC事業者は製造や販売のプロですが、物流の専門家ではありません。特に物流を外部委託していない事業者にとってはさまざまな負荷が増し、“高負荷低生産性”の状態で業務を行っているという話はよく伺います。

―物流代行(在庫管理や発送業務)を行う倉庫事業者にも同じことが言えそうですね。

そうですね。EC市場の拡大に伴い、物流倉庫の業務負荷も高まっています。国内では「翌日配達」など、高いサービスレベルが一般化していますし、取扱荷物量の増加で商品を安定的に出荷すること自体がすごく大変になっています。そんな中、担当者のみが業務フローを把握しているなど、業務が属人化している点も大きな課題でしょう。

このように、EC事業者も倉庫事業者も、今までのやり方の延長でのビジネス成長には限界があります。業務の効率化を進め、事業をスケールさせるためには、ロジスティクス領域での改革が不可欠です。

OMS+WMS一体型でほぼ完全な自動出荷を実現

OMS+WMS一体型でほぼ完全な自動出荷を実現

―「LOGILESS」は、こうしたバックヤード業務の課題解決に役立つツールだと伺いました。改めてサービス概要を教えてください。
LOGILESSは、OMSとWMSを一体型にしたEC自動出荷システムです。EC事業者と倉庫事業者が同じシステムを利用するため、受注・出荷にかかる手間と時間を大幅に削減し、ミスなくスピーディな業務が可能になります。導入するEC事業者の平均自動出荷率は92.8%(2021年実績)。受注から出荷まで、ほぼ何もしなくてよい“自動出荷”を実現しました。

楽天市場やAmazonなど複数のモールや、Shopify等のカートで構築された自社ECサイトからの受注情報を一元管理し、各倉庫に自動で出荷指示を行えます。注文情報のデータは10分に1度、ほぼリアルタイムで倉庫側に自動連携されるため、各販売チャネルと倉庫間での正確な在庫管理が可能になります。

―OMS・WMS一体型だからこその強みはありますか。

ECサイトで商品が購入された後、人手で受注処理や倉庫への出荷指示を行う必要がなくなるのが一体型の強みです。さらにLOGILESSには独自のRPA機能があり、これにより倉庫への複雑な出荷指示を自動化できます。例えば一定金額以上の購入者におまけを付けたり、初回購入者だけにカタログを同梱したり、商品サイズに応じて配送方法を変えたりする指示も、事業者側が行うのはシステム上での条件設定だけ。これまで人力で行っていた複雑なオペレーションを、簡単に自動化できる点は大きな強みです。

また、1アカウントに複数倉庫(出荷元)を連携できるため「複数の倉庫の使い分けが容易になる」こともポイントです。これにより事業者は、配送先の住所によって事前に振り分けた倉庫から自動出荷したり、温度帯の異なる商品が同時購入された場合は注文を分割して別々の倉庫に出荷指示を出したりできるようになります。ビジネスの自由度が上がり、配送コストや在庫管理の最適化を図ることができます。

多くの企業にAmazonレベルの物流生産性を

―2017年2月のサービス開始から5年が経ちましたが、実績面ではいかがでしょうか。

導入企業はEC事業者が約700社、倉庫事業者が約140社となりました(2022年6月末現在)。2021年にLOGILESSを通じて出荷された荷物は1,500万件超。EC事業者は月額2万円の基本料金と、出荷件数に応じた従量課金でご利用いただけます。

ユーザーの中には、国内複数拠点からの自動出荷で配送コストを年間1,000万円削減した食品メーカー様や、毎日5時間かけていた受注処理業務の時間をほぼゼロにできたアパレルメーカー様もいらっしゃいます。どんな事業者様でも自動出荷を実現できるよう外部連携も徐々に進めており、各種ECモールやShopifyをはじめとするショッピングカートはもちろん、送り状の発行システムや決済サービスなどともAPI連携が可能です。

―今後の受注管理や在庫管理はどうあるべきか、御社が目指す理想の姿はありますか。

今後も90%以上の自動出荷率を維持しながら、EC運営、倉庫業務の生産性を向上させる機能拡充を進めていきます。受注から出荷までの生産性向上を実現できれば、バックヤード業務の負荷が減り、製造や販売など本来やりたい業務に集中できますよね。これがLOGILESS最大の提供価値だと思います。

LOGILESSが目指すのは、世界一とされるAmazonレベルのEC物流の生産性を実現できるシステムです。どのような規模の企業様のニーズも満たせるEC自動出荷システムとしてサービスに磨きをかけ、ECロジスティクスを変革していきます。

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