テラデータ、AWS上でデータウェアハウスの提供を発表

TeradataデータベースをAWS上でクラウド配備で本番環境向けに提供
米国カリフォルニア州サンディエゴ発 ― ビッグデータ分析とマーケティング・アプリケーションを扱う、テラデータ・コーポレーション(NYSE: TDC、以下テラデータ)は、市場をリードするデータウェアハウジングおよび分析ソリューションであるTeradata DatabaseをAWS上でクラウド配備で提供し、本番環境のワークロードをサポートすることを発表しました。Teradata Database on AWSの最初のバージョンは、数テラバイトに対応する多様な個々の仮想サーバー(Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)インスタンス)上で、AWSがサポートされている国・地域において、AWS Marketplaceより提供される予定です。

AWSは、世界をリードするクラウド・サービスを提供し、世界190ヶ国で100万以上の顧客が同サービスを利用しています。Teradata Database on AWSでは、テスト/開発、品質保証、データ・マート、障害回復、本番分析などでご利用いただけます。顧客企業の主なメリットは、以下となります。

テラデータのデータウェアハウスおよび分析ソリューションの利用用途の拡大
クラウド上のデータ・ソース、およびクラウド内で提供されているパートナー・ソフトウェアに近い位置でのデータベースの利用
システム規模の変更が容易で、セルフサービスによるプロビジョニングと時間単位の従量制課金での利用
テラデータがパブリック・クラウド用に提供するTeradata Databaseの最初のバージョンである、Teradata Database on AWSは、企業が組織内で分析から洞察(インサイト)を最大限に引き出すための選択肢を広げます。

オンプレミスの統合データウェアハウス: Teradataプラットフォームおよびアプライアンス
目的別に管理された環境: Teradata Cloud
セルフサービスのパブリック・クラウド: Teradata Database on AWS
上記を組み合わせて利用するハイブリッド・アプローチ
さらに、Teradata Production and Advisory Servicesというサービスが提供されます。これは、業界および分析のエキスパートが在籍するテラデータのプロフェッショナル・サービス部門が、新規および既存の顧客企業を対象に、Teradata データベースのプロビジョニング、統合、管理、微調整など、あらゆる配備オプションを通じてご提供します。

Teradata Database on AWSに関する詳細は、10月6日~9日にラスベガスで開催された年次ユーザー・コンファレンス「AWS re:Invent」、また10月4日~8日にオーランドで開催されたイベント「Gartner Symposium/ITxpo 2015」の展示会場において弊社の担当者よりご説明させて頂きました。さらに10月18日~22日にかけてアナハイムで開催される弊社の年次イベント、Teradata 2015 PARTNERS Conference and Expoにおいても紹介される予定です。Teradata 2015 PARTNERSに来場される方は、ぜひExpoホール内のTeradata’s Analytics in the Cloud特設ステーションにお越しいただき、クラウドに特化したブレイクアウト・セッション「The Rise of the Purpose-Built Analytics Cloud」(現地時間10月20日(火)の午前9:00~10:15)にもご参加ください。

提供時期
Teradata Database on AWSの最初のバージョンは、2016年第1四半期に全世界で提供される予定です。このバージョンは、数テラバイトに対応する多様な個々のAmazon EC2インスタンス・タイプにおいて、AWS Marketplaceから提供されます。EC2はWebベースのサービスであり、ビジネス用途で利用されるお客様は、Amazonのコンピューティング環境内でアプリケーション・プログラムを実行することができ、従量制課金となります。顧客企業は、AWS上での単独展開、もしくはオンプレミスまたはTeradata Cloudの環境でご利用いただけます。