楽天トラベルとマリオット、予約の接続で提携

楽天株式会社(以下、楽天)とマリオット・インターナショナル(以下、マリオット)は、楽天が運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」とマリオットの予約システムの直接接続に関する提携を発表しました。

今回の予約システム接続により、「楽天トラベル」のユーザーは、同サイトから直接マリオットが有する「JWマリオット・ホテル&リゾート」や「ザ・リッツ・カールトン」、「マリオット・ホテル」など19ブランド、4,300軒以上のホテルの最新空室状況や料金情報にアクセスすることが可能になります。マリオットが運営する全ホテルが対象となり、2016年春から接続を順次開始する予定です。

楽天株式会社 楽天トラベル事業 事業長の山本考伸は次のように話しています。

「このたび、当社が運営する『楽天トラベル』において、世界各国で展開しているマリオットのホテルと直接接続し、お客様の利便性が高まることを大変嬉しく思います。楽天は、お客様の属性や予約傾向などのビッグデータを基に最適なホテルをお客様に提案します。今回、『楽天トラベル』から直接マリオットのホテルを予約できるようになり、お客様の様々なニーズとマリオットが有する多様なホテルをマッチングさせ、お客様の満足度を高めることで海外旅行事業をさらに強化していく所存です」。

マリオット・インターナショナル アジア太平洋地域 チーフ・セールス&マーケティング・オフィサーであるペギー・ファン・ローは次のように述べています。

「マリオットと楽天トラベルは、お客様に様々な旅行体験を提供することに情熱を注ぐという共通の使命を持ち、両社が今回重要な提携をすることを大変嬉しく思います。『楽天トラベル』は、日本人旅行者のオンライン行動を的確に把握し、豊富な知識を擁しています。マリオットは、直接接続を通じて、パソコンやモバイル端末などからのオンライン予約を容易にすると共に、宿泊までの包括的な旅の体験を提供することで、海外旅行を計画する多くの日本人に好まれるブランドとなることを目指します」。