初心者必見!ネットショップ作成ツールの種類と特徴

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ネットショップを開業すると聞くと、初心者にとっては非常にハードルの高いことのように感じがちだ。「立ち上げには専門的なスキルが欠かせないし、それなりの資金も必要だろう」と考えるのである。しかし、実際は全くそんなことはない。開業自体は非常に簡単で、主婦が片手間でできるレベルである。まず、ネットショップを始めるには【ECサイト】を作成しなければならない。今やECサイトは、素人でも簡単に作成することができるほど簡単になっている。企業向けの高度なサービスを利用するなら専門的な知識が必要となるが、個人向けの簡単なものであれば、ECサイト作成自体は、SNSアカウントを設定する程度の手軽さである。

ネットショップ作成ツールの料金体系

小規模や個人事業でのネットショップまたは、ECサイトを開業するときは、ネット環境とパソコンやスマートフォンなどのデバイスを用意だけで十分に対応できる。現代ではほとんどの人がネット環境やスマートフォンを有しているため、事前準備のハードルは極めて低いと思われる。次に、重視されやすいコストの問題だが、サービスの利用料は利用するECサイト制作サービスやプランによって様々となる。中には月額料金が10万円以上するサービスも存在する。その一方で、ECサイトを立ち上げるのは初めてで資金も乏しいという人や、テスト的な立ち上げでコストをかけられない人でも利用できる初期費用、月額固定料金がともに0円のサービスも存在する。ビジネスの仕組みとしては、商品が売れるたびに決済手数料として売上の数%を徴収するというのが一般的な形である。逆にいえば、売上が発生しない限り、料金を払わなくてよいので初心者でも安心して利用しやすいのではないだろうか。

コストがかけられない内は利用料金が無料のサービスを用いてネットショップを始め、ビジネスが軌道に乗れば、利用料が高くても機能やサポートが充実したサービスに乗り換えるというのも一つの手だ。いずれにしても、こうしたサービスをうまく活用することで、自身でブランドを持ちたいと考える若年層が起業することや、地方事業者が都心の顧客に向けて直接販売することも可能となるのである。

ただ、ネットショップ作成ツールの種類は多種多様である。いくら便利だといっても間違った選択をしてしまえば、扱いきれなかったり、物足りなかったりして思うようなECサイト運営が出来なくなってしまうかもしれない。そこで、ECサイトの立ち上げを検討している人のために、リスクなく始められるサービスにはどのようなものがあるのかについて、以下の段落にて紹介をしていく。

機能充実!手軽にさまざまなサービスが受けられるSTORES.jp

初期費用・月額固定費無料のECサイト作成サービス代表例の1つであるSTORES.jp。

特徴としては機能の充実性だ。たとえば、自分のショップにどのくらいのユーザーがアクセスしたかを測定できるだけでなく、訪問したユーザーがどのくらいストアに滞在したかなどといったデータも解析画面で確認することができるのだ。そのうえ、レビュー機能では、お店の評判や商品の感想など、利用者の生の声を聞くことができる。これらの機能を駆使すれば、より顧客のニーズに沿ったビジネスを行うことができるようになる。ちなみに、こうした顧客管理機能はすべて無料だ。それらに加え、Instagramとの連携が簡単に行えるのも大きなメリットである。

その他にも、「48種類のサイトデザインテンプレートの用意」「クレジットカード、コンビニ決済、銀行振り込みなど決済手段が多い」「発送をしていなくても決済時に売上が計上されるのでキャッシュフローがよい」「定期的にセミナーを開催してオーナーをサポート」などメリット多く存在する。それらに加え、これだけ本格的な機能を備えているのに直感的に操作ができて使いやすいというのも魅力的だ。さらに、ニュース配信、再入荷通知、ギフト設定など、ネットショップ運営で必要な機能がすべて無料だというのもSTORES.jpならではだ。

それ以外のものとしては、倉庫配送サービスも見逃せない。ネットショップは本格的に軌道に乗ると、大量注文の機会が増え、保管場所に困るケースが発生する。しかし、STORES.jpなら、仕入れた商品を指定された倉庫に納品すれば、あとはSTORES.jp側が保管し、商品が販売されるたびに梱包や発送作業を行ってくれるのである。

2つの料金プランとその他の必要コスト
料金プランはフリープランとスタンダードプランの2種類があり、フリープランのほうは月額無料で利用が可能だ。商品が売れるたびに決済手数料を5%引くというシステムになっている。

一方、スタンダードプランは2019年7月から新たに設けられたもので、それまでプレミアムプランとして月額料金980円、決済手数料5%の設定だったものを月額料金1980円、決算手数料3.6%に改定している。これは売上に応じて支払いをしたい場合と、トータルの負担を減らしたい場合のどちらでも最善の選択ができるようにするためだ。要するに、低リスクで始められるうえに、売り上げが増えた場合は手数料が安く抑えられるので安心というわけである。

その他の必要コストとしては、売上金額を受け取る際に発生する振込手数料がある。
なお、売上が発生してから売上金が振り込まれるまでの入金サイクルは月末締め翌月末払いとなっている。

注意点
以上のように、STORES.jpはさまざまな魅力を備えており、その結果として、多くの店舗が出店している。いかにSTORES.jpのサービスが優れているかがわかるというものだ。とはいうものの、STORES.jpも完全無欠というわけではない。集客自体はすべて自分で行う必要があり、HTML・CSSの知識があればBASEのほうが自由度は高いなどのデメリットも存在する。

EC素人から年商4000万以上のセレクトショップ。成長の裏側にある、こだわりの施策とは

本取材では「STORES.jp」を6年間使い続けているアパレルショップ「comoda(コモダ)」のオーナー・上西猛夫氏にお話を伺いい 年商4000万以上 を売り上げる「comoda」の成長ストーリー、そして0からECを始めるのに必要なマインドを探っていく。

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最短数分で開設!初心者でもすぐに始められるBASE

「BASE」はECサイトを最短数分で開設できる初心者向けのサービスである。しかも、初期費用や月額料金が無料である点も初心者にとっては大きなメリットだ。なお、料金が発生するのは商品が売れるか決済がおこなわれた場合であり、販売手数料が3%、決済手数料が3%+40円となっている。つまり、取引があるたびに売り上げの6%+40円の料金が発生することになるわけだ。

しかしながら、商品が売れない限り料金が発生することはないため、STORES.jpと同じく初心者でも安心して利用できるシステムだといえる。さらに、すでに上場をしているので信頼感も申し分ない。そのため、ネットショップ作成ツールとしての人気は高く、BASEを使って出店している人は2019年8月の時点で80万人を突破している。

入金サイクルが短いのが魅力
気になる決済の方法だが、クレジットカード以外にも代引きや銀行振り込みなどがある。他にも、コンビニ決済やキャリア決済なども利用可能だ。決済自体の手続きも簡単で、そういう意味でも出店のハードルは低いといえる。ちなみに、売上金額を受け取る際の振込手数料はSTORES.jpと同じ250円だ。ただし、BACEの場合は振込金額が2万円未満のときは500円の事務手数料が発生する。なお、入金サイクルは振込申請から10営業日と短く、資金繰りに余裕のない場合は大いに助かるはずだ。

アップデートで新たな機能も追加可能
BASEは機能面に関しても充実している。まず、管理画面からアクセス数や売上履歴を簡単に確認や管理することができるので、運営が非常に楽だ。それに、ショップ機能、商品機能、商品仕入れ機能などといったネットショップ運営を行ううえで必要な機能を無料で使うことができる。

また、ショッピングアプリも無料での利用が可能だ。さらに、Appsを追加することにより、データをアップデートするだけでスマホケースやTシャツの作成が可能になるといった新たな機能を付与することができるのである。その他にも、「既存のドメインをそのまま設定できる」「商品ブログがそのままキュレーションメディアになる」「実店舗のイベントにも参加できる」「初心者でも安心してネットショップを運営できるようにセミナーを開催している」などのサービスがあるのはうれしいところだ。

注意点
HTMLやCSSのカスタマイズが前提となっているため、デザインの自由度が低いという点が挙げられる。ちなみに、サイトデザインテンプレ数は無料が14種類で有料版が29種類しかない。そのうえ、デザインをアレンジしようと思っても、テーマから選択して背景色の変更、あるいはロゴ画像や背景画像の挿入ができる程度であり、それ以上の細かい設定ができない。ただし、HTMLやCSSの知識があれば自分好みのカスタマイズは可能である。それから、管理画面には商品検索機能がついているものの、ショップページに商品を検索するための検索窓や検索機能が一切ないのもデメリットの一つだといえるだろう。

EC知識ゼロでも“本店”を持てるのがBASEの強み  ニッチ商材の情報発信スタイルから学ぶ、ファン作り戦略

「BASE(ベイス)」は、初めて自分のお店を立ち上げる人や副業者でも利用が多く、最も簡単にネットショップ開設が可能になるサービスと言えます。今回は、BASEでアクセサリー用の資材を販売する「だいし屋」神崎氏にインタビューし、BASEを使ってどのような展開を行なっているのか伺いました。

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完全無料のプランもあり!多様な利用方法が可能なペライチ

「ペライチ」は2015年から株式会社ペライチが提供しているページ作成のサービスだ。簡単に1枚のページを作ることが可能で、現在では20万人以上の人がこのサービスを利用してページ作成を行なっている。

上記のSTORES.jpやBASEと違い、機能面の充実度では劣るが、安価で手軽にECをテスト的に試したいと考える事業者との相性がいいサービスだ。

ペライチの中で、まず目を惹くのがテンプレートの豊富さだ。サイトデザインのテンプレートは62種類用意されており、その内、42種類が無料で利用できるのだ。また、ペライチはMobe8.netやアフィリエイトBなどのアフェリエイトサービスと提携しており、アフィリエイトのサイトとしても活用できる。それに、SEO対策効果の高いページを作成可能なのもペライチならではだ。

魅力の多い料金システム
無料からの活用が可能だという点もペライチを選択するうえでの大きなメリットだといえるだろう。スタートプランを選べば公開可能なページは1ページだけながらも完全無料である。また、その他にも、ライトプラン、レギュラープラン、ビジネスプランがあり、公開可能なページと月額料金はそれぞれ、「3ページ、980円」「5ページ、1980円」「10ページ、3980円」となっている。しかも、これは月単位での契約の場合であり、1年単位の契約をすると、15~20%程度安く利用できるのでかなりお得だ。

決済用ページとして活用可能
ペライチには決済用のページがあるため、作成したページを物品販売や月謝の支払いの場として活用することも可能だ。その際の決済手数料は売上の3.5%、販売手数料は無料とかなり低水準で抑えられているのがうれしいところである。なお、振込手数料は一律350円で入金サイクルは振込申請後、5営業日以内に指定の口座へ振り込まれるという形になっている。わずか、5営業日という短期間で入金されるというのは特筆すべきメリットだといえるだろう。

初心者にも優しい操作性
機能面のメリットとしては編集の操作が直感的でわかりやすいという点が挙げられる。パソコンなどの操作が苦手という人でも安心して取り組むことができるわけである。同時に、ページ作成から公開までをスピーディーに行うことができるというのも見逃せないメリットだ。それから、ブロック数に制限がないので縦長のシングルページならいくらでも作成可能である。これなら、ページ制限があっても、サイト内に十分な情報を記載できるはずだ。

注意点
魅力の多いペライチだが、ネットショップや問い合わせフォームの利用は有料プランしかないのは誤解なきよう。また、ビジネスプランでも公開可能なページ数が10までしかないため、場合によってはサイトがかなり窮屈なものになってしまう。しかも、スマホやタブレットではサイトが編集できないのもネックである(今後はサービス改定予定)。このように、使い勝手の悪い点があるのがペライチのデメリットだといえるだろう。

サッとつくって、パッと公開。スピード命のネット戦略に。ECサイトをはじめるなら、まずはペライチ!

「ECサイトで商品を販売したい」。そう思いながらも、サイトを作るという部分ですらハードルが高いと感じる人も少なくないだろう。そうした何かをはじめたいという思いをITと人の力でサポートするのが株式会社ペライチが提供する「ペライチ」だ。今回、ペライチの創業者 取締役会長の山下翔一氏と実際にペライチのユーザーでもあるアットスカイ合同会社 代表 秦康子に話を伺った。

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デザイン豊富!多様なプランから選択できるカラーミーショップ

「カラーミーショップ」は、GMOペパボ株式会社が運営するサービス。出店店舗数は4万ほどであり、その特徴としてはまずサイトデザインにカスタマイズ性を有している点を挙げることができる。つまり、あらかじめ用意されたデザインでは満足できないという上級者の場合は自分が望む独自のデザインを組むことも可能なのだ。一方で、ECサイトやホームページの作成経験がないという初心者にはサイトデザインテンプルが用意されている。その数は180以上にも及び、食品、ファッション、雑貨などといった具合に、さまざまなジャンルにマッチしたデザインを探すことができるようになっているのだ。それらを利用すれば、自分好みのショップを簡単に作成できるだろう。

初心者向けから大企業向けまで!豊富な料金プラン
選べるプランが豊富な点もカラーミーショップならではの特徴だ。そのサービス内容も、容量を気にせず使える大店舗向けのラージプランや専門アドバイザーが付くプラチナプランなどといった具合にバラエティに富んでいる。ただ、当然のことながら、プランによって料金は異なるので注意が必要だ。まず、新規契約の初期費用に関しては全て共通で3240円となっている。異なるのは月額料金のほうで、初心者向けのエコノミープランが月額900円~であり、以下、「スモールプラン1332円~」「レギュラープラン3240円」「ラージプランは7800円」「プラチナプラン10000円」と続く。

ちなみに、カラーミーショップの利用料金は初期費用と月額料金だけで、どれだけ商品が売れても料金は一律だ。つまり、商品を販売したときに発生する手数料の類は一切不要なのだ。したがって、ビジネスが軌道に乗り、売上が伸びている人にとってはお得な料金体系だといえるだろう。

また決済方法はクレジットカード、コンビニ決済、代引き決済などといった具合に多岐に及び、その中から好きなものを選択できるのが魅力だ。なお、入金サイクルに関しては、銀行振込の場合には購入者が直接振り込む形を取るため、購入者が振り込んだ日に入金が確認できることになる。

その他のメリットとカラーミーショップのデメリット
さまざまな機能やサポート体制が充実しているのもカラーミーショップならではの魅力だ。前者は350以上の機能が使え、個人から法人まであらゆる層の要望に応えるすぐれものであり、売上アップの強い味方となるだろう。一方、後者については、わからないことや悩みごとがあればいつでも気軽に相談できるようになっており、セキュリティ体制も整っているので安心だ。ただ、集客力に課題があることを考えると、STORES.jpやBASEの無料サイトと比べて月額料金が高めなのがデメリットといえる。

世界最大規模!各国の言語や決済方法をカバーするshopify

「Shopify」は2004年にカナダで創業され、その後、175カ国で利用されている世界最大規模のECサイト作成サービスだ。開設されたネットショップは2019年2月の時点で80万サイトに達している。しかも、流通総額はトータルで10兆円を超えているのだ。一方で、日本においては2017年に本格進出を果たしたものの、知名度はまだまだ低いというのが現実だ。しかし、世界でトップシェアを握っているだけあって、その機能性は非常に高い。

他の追随を許さない機能性の高さ
まず目を惹くのが利用可能な連携アプリの数だ。その種類の豊富さは圧倒的で、アプリの宝庫といっても過言ではない。それらを駆使すれば自由自在に機能拡張を行うことができるだろう。また、テーマと呼ばれるサイトデザインテンプレも豊富で、公式テーマストアにはスマホやタブレットにも対応したテーマが100種類以上用意されている他に、 ThemeForest やTemplate Monsterなどからも購入可能だ。トータルで何千という画像の中から検索機能を駆使し、自分のストアのイメージにぴったりのデザインを探しだすことができるのである。これらは有料だが、他にも無料で使用できるテーマも用意されているので初心者でも安心だ。

そのうえ、構築したECサイトと自身のホームページをストレスなく統合できるブログ機能も見逃せない。さらに、Buy Bottonsと呼ばれる販売チャンネル追加機能を使って購入ボタンを埋め込めば、閲覧中のブランドサイトやブログからショップサイトにユーザーを誘導しなくてもその場で買い物ができる。他にも、ショップの構築やマーケティングで悩んでいるという人のために、プロが世界中でサポートしてくれるShopifyエキスパートという機能が備わっているのもうれしいところだ。

初期費用は無料で導入コストが安い
料金プランはベーシック、スタンダード、プレミアムの3種類があり、月額料金はそれぞれ、29ドル、79ドル、299ドルだ。初期費用は不要で基本的に月ごとの契約だが、1~3年の年間契約も用意されており、それぞれ、10%、20%、25%の値引きとなっている。したがって、長期利用を考えている場合はこちらを選択したほうがメリットが大きいといえるだろう。なお、決済手段はクレジット以外にもコンビニ決済、銀行振り込み、アップルペイ、グーグルペイなども利用可能だ。

決済手数料はクレジットカードの種類などによっても変わり、最も安いのはShopifyペイメントを利用して国内のクレジットカードで決済した場合の3.25~3.4%である。ちなみに、振込手数料はすべて無料となっている。それから、入金サイクルは基本的に入金があった翌週の金曜日だが、選択次第では当日の入金も可能だ。

その他のメリットとデメリット
先に述べたこと以外のメリットとしては「在庫マネジメントが行きとどいており、配送面が強い」「世界中の決済方法や言語をカバーしているので越境ECにチャレンジしやすい」「SEOやSNSにも連携対応しており、集客にも強い」などといった点が挙げられる。一方、デメリットとして考えられるのは、「一部英語が残されており、若干わかりにくい部分がある」「サードパーティ関連の対応が遅れることがあるなど、サポート体制が弱い」「HTMLの知識が必要になるケースがある」などといったところだ。また、一見便利なアプリ追加機能だが、追加しすぎるとランニングコストが跳ね上がるので使い過ぎには気をつける必要があるというのもデメリットだといえるかもしれない。

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ショッピングカートは無料と有料のどちらを選ぶべき?それぞれのメリットとデメリット

ネットショップを始めるのなら、注文を適切に処理してくれるショッピングカートの導入は必須だ。ただ、ショッピングカートには大きくわけて無料カートと有料カートの2種類があるので、最初にどちらかを選択しなければならない。ちなみに、先に紹介したネットショップ作成ツールのうち、無料カートを採用しているのは「STORES.jp」「BASE」「ペライチ」の3つであり、残りの「カラーミー」と「shopify」は有料カートである。そこで、選択の際の参考になるように、無料と有料ではなにが違うのかについて解説していく。

無料ショッピングカートの特徴
まず、無料カートは初期費用や月額料金をあまりかけられないという人に向いているといえる。たとえば、個人の趣味の延長として始めたビジネスであり、小遣い稼ぎができれば十分であるといったケース。

有料カートには容量が大きくてデザインテンプレートなども豊富であるといった魅力があるものの、個人運営では人手がかけれないため、それらの機能を十分に使いこなせないだろう。それなら、機能は限られていても余計な費用がかからない無料カートのほうがメリットが大きいというわけである。

ただ、使用できる機能が少なく、特に重要である集客のためのシステムがほとんど備わっていないというのは大きなデメリットだ。そのうえ、初心者でも始めやすい代わりに拡張性がなく、サイトを移管する際にはそれなりに手間暇がかかる場合も少なくない。そのため、スタートは小規模なものであっても、将来的に大規模な事業を考えている場合は最初から有料カートを選択する事業者もいる。

有料ショッピングカートの特徴
当然のことながら、有料のものは無料のものに比べて機能やサービス内容は圧倒的に上だ。まず、容量が大きいので画像や商品の写真などを数多く掲載することができ、その結果、表現の自由度は非常に高いものとなる。また、無料のものと比べるとデザインテンプレートの種類も多い。そして、それらの機能によってより理想に近いECサイトを作成することができるというわけだ。さらに、有料の場合は大手との連携を図り、検索結果が上位にでるような工夫をするなど集客機能にも優れている。他にも、有料カートには独自ドメインが標準装備されているという点も見逃せない。それによって、SEOを独自に構築でき、ドメインを共用しているサイトがペナルティを喰らった場合に巻き添えを食うリスクを避けることができる。

以上の点から、利益を上げることが大前提である法人やネットショップを本業にしている人にとっては有料カートは必須だ。また、個人の副業であっても長期に渡ってネットショップを続けていく場合にも有料カートがおすすめだといえる。なぜなら、前述の通り、無料と有償では集客機能やデザイン性に雲泥の差があるので、たとえ副業だとしても、売上を伸ばしていきたいという気持ちが少しでもあるのなら、無料カートでは次第に物足りなくなってしまうからだ。

もちろんテストマーケティングを無料、その次のステップアップで有料カートに、という企業は多い。しかし、サイトリニューアルの際には会員情報の移管など手間になることもある。無料から有料にステージ移行する方がリスクはないが手間がかかることは覚えておこう。


自分に合ったショッピングカートを選ぼう
いずれにせよ、無料カートにも有料カートにもそれぞれメリットとデメリットが存在している。まずは、自分自身が目指す将来像をしっかりと描き、そのうえで、それを実現するために最適のサービスを選択することが大切だ

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