「【DM荷主様限定】ヤマトDM便が変わる!DM便を利用中の事業者が行うべき対策とは何か」セミナー後記

竹内一慶

2018年7月26日(木)に、「【DM荷主様限定】ヤマトDM便が変わる!DM便を利用中の事業者が行うべき対策とは何か」を田町で開催いたしました。第一部はヤマト運輸株式会社のクロネコDM便が品目変更を行った背景をMIKATAホールディングス株式会社 代表取締役社長の小林亮介氏と弊社社長との対談を実施し、第二部では弊社営業部より、クロネコDM便の代替えとなるサービスの紹介を行いました。

第一部は現在の物流危機はDM便業界にも大きな影響を与えていること、クロネコメール便の誕生時から廃止までの背景や、現状抱える課題等を参加企業様への質問を交えるなど、ディスカッション形式で進みました。
第二部は長くDM業界で配達業を行う弊社ならではの情報網から、クロネコDM便の代替となるサービスを自社・他社問わず紹介を行いました。
参加企業様との掛け合いがあり、現実的な課題がみえたセミナーとなりました。

クロネコDM便の品目変更について

クロネコDM便の品目変更について

2018年4月1日、ヤマト運輸株式会社より「クロネコDM便」の取扱い品目が変更となりました。
変更点は「受取人さまのご依頼のもとに出荷元から発送される販促物は、荷物のお問合せに適切にお答えできないため、クロネコDM便の取り扱い品目から除外する」ということ。

受取人(申込人)が自主的に依頼した販促物は、着確認や追跡問合せが多く、対応できるマンパワーが不足しているため、取り扱わないということ。つまり出荷側が一方的に多数に対して送付する販促物以外は受け付けません。という内容です。
この変更で配達不可に該当するのは、「顧客が望んだ」商品カタログやサンプル、商品等になります。
(ヤマト運輸各営業所により対応が異なるため、連絡時期や対応には幅があります)

今まで宅急便等に比べて安価で、使い勝手の良かったクロネコDM便で送付していた上記アイテムは、別の配送サービスへの切り替えが求められることとなります。

この取扱品目変更は、メール便(DM便)サービスを作り、顧客要望に応えて成長してきたヤマト運輸だが、要望への対応には人力に頼る部分も多く、労働力不足や働き方改革による人材不足で、現場のマンパワーが不足し、本業の宅配便事業にも影響が出る事から、サービス内容の変更に踏み切った背景があります。

クロネコDM便の代替サービスとは?

第二部では「クロネコDM便」の品目変更に伴う、代替サービスについて、ポストウェイ営業部より語られました。内容は①サービス比較表②状況に応じての適切サービスの紹介となりました。

①サービス比較表はヤマト運輸・日本郵政の「クロネコDM便」の代替になり得るサービスを一覧にまとめ紹介されました。(以下資料参照)

※上記資料の金額欄は各社が公表する一般的な価格を入れております(ゆうメールは代行特約金額)

②状況に応じての最適サービス紹介は、「追跡サービスの有無」や「送付物が販売物であるかどうか」など、送付するアイテムや必要サービス別に弊社がおすすめ可能な配送サービスが紹介されました。

※送付サイズや重量などにより、最適サービスは異なりますので、上記はあくまで一例となります。
最適サービスは送付物・送付先・送付物重量・必要付加サービス・配達日数などをヒアリングした後にご提案させて頂きます。その点ご了承願います。


自社の最適な配送サービスとは

最適な配送サービス選定は「追跡サービス」「着確認」などの付加サービス、配達日数・サイズ・重量等により最適なサービスが異なり、ご担当者様にとっては工数のかかる頭の痛い作業かもしれません。
お悩みの際は、是非ともDM配達実績、業界3位の弊社へお問合せを頂けますと、自社・他社含め最適な配達サービスのご連絡をさせて頂きますので、お気軽にご連絡を頂ければと思います。


著者

竹内一慶 (Kazunori Takeuchi)

大学卒業後、セールスプロモーション代理店へ就職。金融・住宅から食品などの一般消費財まで幅広い業界で17年間セールスプロモーションの企画・営業職に従事。2017年より株式会社ポストウェイ経営企画室に移り、セールスプロモーション業界時のノウハウを活かしながら、新しいメール便サービスを日々模索中。