物流業界の2025年問題

リブロジ

2025年度から新たに適用されるトラックの燃費基準強化を、物流業界で課題視する動きが出ています。

 連休が終わりしばらく経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は久しぶりに地元へ帰り、親や祖父母と過ごしておりましたので、久しぶりの関東が不思議な心地でおります。
 この年になると、自分を育ててくれた皆様の高齢化を嫌でも意識してしまう瞬間があるものです。世間でも団塊の世代が一様に75歳を超す2025年問題を課題視しています。実は、物流業界の一部でも2025年問題が囁かれているのをご存知でしょうか?

 物流業界の2025年問題として、業界内では同年度から新たに適用されるトラックの燃費基準強化を課題視する動きが出ています。バスにも適用されるこの規制により、同年度からは規制をクリアした車両が各社から一斉にリリースされることになります。

 一見すると環境に良いのではとも思ってしまうこの制度改正ですが、トラックユーザーから見ると、メーカーが2025年のスタートダッシュに向けた「タメ」を作ろうとした場合「2025年度目前までに減産の可能性」という課題が生まれるとされています。
 つまり2025年度のリリースに間に合わせたいから、それ以前の燃費基準の車両はある時期を境に作られなくなるということです。

 実は今も「新車のトラックは注文から半年以上待ってようやく納車」というのが珍しくありません。全体的に見れば車両はトントンか不足気味と見るのが妥当でしょう。ドライバー不足に加えて車両不足が課題となる業界になるかもしれません。当社もお客様の物流インフラを守るため状況を見守ってまいります。

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リブロジ (LIVLOGI)

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