健康ブームで中国のスポーツ産業が急成長を遂げる
中国の公文書は、国内スポーツ産業のGMVが2020年には3.0兆元に達する見込みであることを示しました。
経済の活性化と政策がもたらしたスポーツ産業の隆盛も手伝って、中国ではスポーツ用品が大人気商品となっています。
2016年の中国におけるオンラインスポーツ用品のGMVは824.2億元に達しました。
前年に比べて31.8%の伸びを見せています。
2014年~2016年にかけては、スポーツシューズとバッグの売上だけでスポーツ用品全体の売上の40%以上を占めています。
そのシェアは年々拡がりを見せ続けています。
スポーツバッグとシューズを合わせた売上成長率は、他のスポーツ用品の売上成長率よりわずかに高くなっています。
言い換えるならば、他のスポーツ用品は今後成長率を大きく伸ばすポテンシャルを秘めているという見方もできます。
国民の健康志向の拡がりや、マラソンやランニングエクササイズ等の流行もあって、ランニングシューズの2016年の売上は153.4億元に達しました。
国内スポーツ産業は、年数を積み重ねた末オンライン市場で満足のいく実績を残しており、市場で重要な役割を果たしています。