Eメールはもう古い!越境ECには開封率80%以上のSMSやWhatsAppビジネス、アップルビジネスチャットがおすすめ

CM.com Japan株式会社

Eメールはもう古い!越境ECには開封率80%以上のSMSやWhatsAppビジネス、アップルビジネスチャットがおすすめ

多くの越境EC事業者はコンバージョン率が伸びない理由として、マーケティングメールの内容やキャンペーン内容に原因があると思いがちですが、実はコミュニケーションチャネル(Eメール、メッセージングアプリ、SNS、SMSなど)が適切ではないことが根本的な原因として考えれます。本コラムでは、SMSの意外な効果と今注目のWhatsAppビジネスとアップルビジネスチャットについて解説します。

海外顧客がEメールを読んでくれない本当の理由

海外顧客に新商品やお得なキャンペーン情報をメール配信してもなかなか反応がない。文章の表現や画像を変えても効果が実感できない。そもそもメールを開封してもらえているのか分からない。このような海外顧客向けマーケティングに関する悩みを抱えている越境EC事業者は少なくありません。

問題解決のために多くの事業者はメールの内容やキャンペーンの内容を見直しても、どのコミュニケーションチャネルに配信しているかの見直しはなかなかされません。

もし、今もEメールだけで海外顧客へアプローチしている場合は、ぜひ最後まで本コラムを読んでいただきたく思います。

世界で最も利用されているコミュニケーションチャネルはSMS(ショートメッセージ)

貴社が今マーケティング手段として使っているコミュニケーションチャネルは、その国でどの程度日常的に使われているのか把握できていますか?

「LINEはほとんど日本でしか使われていないけど、Eメールなら世界中で使われているから大丈夫でしょ」と思い込んでいないでしょうか?

越境ECマーケティングにおいて重要なのは、そのツールが使われているかどうかではなく、顧客がマーケティングメッセージを読むツールとして使っているかどうかです。

日本人でも仕事ではEメールを使うけれど、Eメールに届くメルマガやプロモーションメールには滅多に目を通さない人はめずらしくありません。海外は日本以上にその傾向が強く、海外ではEメールに宣伝を送っても開封してもらえないことが当たり前だと思われています。

それでは、世界中の人が使っている(持っている)コミュニケーションチャネルは何でしょう。

それは、SMS(ショートメッセージ)です。

総務省の平成29年版情報通信白書によると、世界の携帯電話の契約数が74億以上で、これは世界最大のチャットアプリWhatsApp(ワッツアップ)ユーザー数15億人の約5倍にあたります。

※SMSはShort Message Serviceの略で、携帯番号でメッセージのやり取りをするサービスです。1通全角70文字の文字制限あり。

SMS(ショートメッセージ)の開封率は80%以上

日本では通信キャリアからの連絡くらいしか受信しないSMS(ショートメッセージ)ですが、海外ではメジャーなコミュニケーションチャネルです。海外のSMSの開封率は非常に高く、85%以上と言われています。

一方でEメールの海外での開封率は1〜2%しかありません。この数字だけで、海外顧客に向けてEメールでプロモーションをすることがいかに難関かお分かりいただけるでしょう。

日本では年間で6億通しかSMSが配信されていませんが、アメリカでは年間2兆通も配信されています。日本の人口の約半数以下のスロバキアでも年間55億通のSMSが配信されています。そのくらいSMSは海外でメジャーなツールなのです。

なぜSMSの開封率が高いのか

海外でのSMSの開封率や配信数が分かったところで、次に気になるのがなぜSMSの開封率がそんなに高いのか。

1. そもそも海外にはキャリアメール(〜@docomo.ne.jpなど)がなく、モバイル上のテキストツールと言えばSMSだった
2. 受信した際にポップアップがスマートフォン画面に表示される
3. 文字数が少ないから約3秒で読め、顧客の負担にならない
4. 有益な情報が送られて来ることが多いため、積極的に読まれている

最後の「有益な情報が送られて来ることが多いため、積極的に読まれている」に関して補足をすると、SMSはEメールと異なり1通あたり通信料が発生します。Eメールはインターネット環境さえあれば、基本的にはインターネット費用以外は発生しません。

そのため、企業は限られた文字数の中で本当に顧客に届けたい情報を厳選してSMSを配信しています。その結果、顧客にとっては有益な情報が届き、企業にとっては読んでもらえるという、良いサイクルができています。

SMSでコンバージョン率を上げるテクニック

SMSでは全角70文字以内で情報を伝えなければなりません。そんな短いメッセージで顧客の購買意欲を上げて、購入まで促すなんてできるのでしょうか?コンバージョン率を上げることは、工夫次第では可能です。

ヨーロッパのモバイルメッセージ配信サービス会社の調べによると、SMSに記載されているリンクをクリックする率は29%、そしてその内の47%がリンク先で商品やサービスを購入したという結果が出ています。つまり、コンバージョン率が14%もあったということです。

現状の商品購入ページでは十分に顧客を惹きつけられない、キャンペーンごとに商品購入ページを新しくする余裕がない、だからこそ今までHTMLメールで商品の訴求をしてきた…そのような悩みには以下の対応がおすすめです。

1. SMSでお得なキャンペーンメールを送ったことをリマインドする
イギリスのデジタルマーケティング会社Smart Insight社は、SMSでEメール送付のリマインドをしたところ、Eメールの開封率が20〜30%まで上昇したと報告しています。

2. CM.comの配信プラットフォームでLP(ランディングページ)を作成する
ドラッグ&ドロップで簡単にLPが作れます。画像・動画の挿入はもちろん、QRコードやバーコードの作成、アンケートの作成なども可能です。画像を横並びに2つ入れるなど、レイアウトの自由度も高く、HTMLメールのようなリッチなコンテンツを作ることができます。

クリスマスやバレンタインなど季節の行事にちなんだキャンペーン、年度末決算セール用に特定の商品群をおしゃれにプロモーションの場面におすすめです。

WhatsAppビジネスやアップルビジネスチャットも活用しよう

海外顧客はLINEのようなチャットアプリも日常的に利用しています。国や地域によって使っているアプリが異なるので導入の際には注意が必要ですが、ターゲットとしている顧客とマッチすれば、マーケティングに役立つツールとなります。

今、海外のEC業界で最も注目されているのがWhatsAppビジネスとアップルビジネスチャットです。これらはLINE公式アカウントのような、チャットアプリの企業アカウントです。

LINEと異なる点としては、企業から一方的に宣伝メッセージを送れないことです。また、アップルビジネスチャットにおいては、会話画面でApple Payでの支払いが可能で、完全にシームレスなオンラインショッピング体験ができるとして話題になっています。

WhatsAppビジネスもアップルビジネスチャットも、基本的には顧客からの問い合わせに対する返信や顧客の予約情報の通知など、顧客に必要な情報を伝えるために使うツールです。そのため、顧客が一度つながった企業アカウントをブロックする可能性は低いと考えられます。

WhatsAppはヨーロッパ・ロシア・中東・南米など、180カ国60言語で使われています。アクティブユーザー数は15億人以上で世界最大の規模を誇ります。アップルビジネスチャットはiOSにデフォルトで入っているメッセージAppを利用するので、iPhone、iPad、iPod touch、Macユーザーはわざわざ専用のアプリをダウンロードする必要がありません。ターゲット層にiPhoneユーザーが多い場合には有効なツールとなるでしょう。

同時に複数のコミュニケーションチャネルを運用するには

Eメール、SMS、WhatsAppビジネス、アップルビジネスチャット、LINE、Facebookメッセンジャーなど、コミュニケーションチャネルがここ数年で一気に増えました。

しかも国や地域、最終的には個人個人のライフスタイルによって使っているツールや使い方が異なるので、B to Cビジネスのマーケターは常に時代に合ったコミュニケーション方法で顧客にアプローチをすることが求められています。

今後、越境ECで売上を伸ばすためには、複数のメッセージングアプリを運用しなければならないでしょう。

CM.comのメッセージ配信プラットフォームは、SMS、Eメール、WhatsAppビジネス、アップルビジネスチャット、Facebookメッセンジャーなどを一つの管理画面で管理できます。SMSの開封率やリンクのクリック率も分かるので、正確な費用対効果を図ることができます。

さらにこの管理画面には、モバイル向けのLP作成機能、URL短縮機能、EmailアドレスからSMSを送る機能なども実装されており、多様なマーケティングニーズに対応しています。

海外顧客とのコミュニケーションでお困りの方は、ぜひ一度弊社ウェブサイトよりお問い合わせください。


著者

CM.com Japan株式会社 (CM.com Japan K.K.)

1999年オランダで設立し、SMS配信・SIPトランク、コミュニケーションアプリへのメッセージ配信などマルチチャネルメッセージングツールを単一プラットフォームで提供。RCSではGoogleとのオフィシャルメッセージングパートナーとして実装開始。WhatsAppをはじめ、Telegram、Takeaway.com、 ラボバンク、KLMオランダ航空等30,000社以上の顧客にサービスを提供。

https://www.cmtelecom.jp/