第2回:ヤフーショッピングで売上増加のためにおさえておきたい10のポイント4〜7【全3回】

寺田 昇平

出店者様必見!
「ヤフーショッピングで売上増加のためにおさえておきたい10のポイント」を3回にわたって掲載いたします。

アクセスから転換率、単価、リピート施策まで売上増加の基礎をお伝えしていきます!

第1回:ヤフーショッピングで売上増加のためにおさえておきたい10のポイント1〜3
https://ecnomikata.com/column/8627/

第3回:ヤフーショッピングで売上増加のためにおさえておきたい10のポイント8〜10
https://ecnomikata.com/column/9257/

point4. 広告は楽天内のものだけにこだわらない

point4.  広告は楽天内のものだけにこだわらない

アイテムマッチ・ストアのイチオシの2つのCPC広告とスマートフォンテキスト広告を総称して、ストアマッチ広告といいます。この2つは細かく見ると色々な違いがあるのですが、掲載位置の違いが主です。

ストアマッチ
├アイテムマッチ:検索結果の上部5枠
└ストアのイチオシ:検索結果の下部5枠やカテゴリページ、
  季節系特集ページ下部

価格は両方とも入札で10円~となっており、他社との入札状況によって額が変動します。 10円~にはなりますが、キーワードによっては数百円のものもありますので、掲載順位を確認しつつ、チューニングしてみましょう。

この2つを比較すると、アイテムマッチ経由の方がボリュームが出やすいため、運用も行いやすいです。
まずはアイテムマッチをテストして、売上件数増加を狙いましょう。




point5. 購買率増加にはストーリーが重要

point5. 購買率増加にはストーリーが重要

転換率を上げるためには、ターゲットとなるユーザーがサイトを訪問してから購入に至るまでの流れをしっかりと把握する必要があります。
その流れを把握した上で、購入の妨げになる要素を減少させ、購入を後押しする要素を増加させていきます。
購買率の増加を図るためにサイトデザインを修正するケースがよく見受けられますが、必ずしも課題がデザインだけとは限りません。

売れている店舗のやり方をそのまま真似したり、とにかく多くの情報を載せたりするのではなく、あなたの店の商品を買うためのストーリーをしっかりと描き、ページや価格、送料条件などを整えて、ターゲットのユーザーが「買うべき理由」作っていく必要があります。




point6. リピート売上を増加させて、転換率増加

point6. リピート売上を増加させて、転換率増加

新規ユーザーと比較して、リピートユーザーの転換率は非常に高くなる傾向があります。
これは、再訪するユーザーの購買意欲があらかじめ非常に高い状態にあるからであり、このようなリピートユーザーの増加がショップ全体の転換率を高めます。

そのため、リピートに繋がりやすい商材を扱っている場合は、ユーザーがリピートする構造をしっかりと作っていくことが重要です。

ショップをオープンして間もない時は、購入者の多くが新規ユーザーのため、転換率平均が低く出ますが、運営期間が長くなるにつれリピートユーザーの割合が増えるため、転換率平均が上がります。
競合店や売上上位のショップの転換率と自社の転換率を比較する際、この分の数値を加味しないと、転換率の伸びしろを見誤り、市場平均値に近い状態であるにもかかわらず、余分な施策を打ってしまうことがあります。

自社の伸びしろをしっかりと判断し、施策の選択と集中を行いましょう。




point7. 客単価増加のキモは送料無料のハードル設定とレコメンド

point7. 客単価増加のキモは送料無料のハードル設定とレコメンド

客単価を増加させるためには、送料無料のハードル設定が重要です。
現在の客単価を分析し、送料無料のハードルを少し高めに設定します。

例えば、多くの顧客の購入額が4500円の場合、4600円以上を送料無料に設定するなど、まとめ買いを促すことで客単価の増加につなげていきます。




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JSコンサルティングでは楽天から自社ECサイト、ヤフーショッピング、amazonの運営サポートを行っております。

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著者

寺田 昇平 (Shohei Terada)

2005年3月、大学在学時に日本製品の海外販売をWebで開始。2007年5月、株式会社サイバーエージェントに入社し、在庫を持たずにネットショップを行うことができるドロップシッピング事業に従事。2007年10月、価格比較サイトECナビでショッピング部門に配属後、2010年1月のモバイルのショッピング周りの事業の責任者となる。2011年10月に株式会社Flesselを設立し、代表取締役に就任。大手携帯キャリアのポイントショッピングモールの構築や運営、大手ECサイト内のコンテンツ制作などを行う。その後、株式会社VOYAGE GROUPにてDSPや広告周りの事業に従事し、2016年1月に株式会社JSコンサルティングの代表取締役に就任。

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