商品仕入れサービス「トップセラー」を利用してECサイトを運営する際のポイントとは【ECのミカタ相談室】

ECのミカタマーケティング部

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ネットショップ担当者様
ECサイト構築でリスクを極力避けれる状況にしたかったのでトップセラー(https://top-seller.jp/)というサイトを経由して商品の仕入れを省き在庫を持たない仕組みを作ろうと思ってますが、ECサイト運営に当たって初動で起こる問題点って何かありますか?

ECのミカタコンシェルジュ
トップセラーを利用して運営するにあたっての注意点は3つあります。

1)在庫情報を最新にしておくこと
在庫を持たない仕組みで運用する場合、一番気をつけないといけないのはお客様が注文した商品の欠品です。 トップセラーではモールやショッピングカート業者ごとに在庫の自動同期システムを用意しています(※)。 運営開始前に自動同期システムの事前設定を完了させておくといいです。

※2018年4月時点では、楽天市場、Yahoo!ショッピング、MakeShop、カラーミーショップに対応しています。

2)配送サービスに制限があること
トップセラー側で梱包から配送まで行ってくれますが、配達日時等の細かい配送指示に対応できない商品もあります。 また、店舗独自の同梱チラシを入れたりすることもできません。 なお、配送伝票に記載される「依頼主」の名義はカスタマイズが可能です。 事前に配送伝票情報を登録しておくとよいです。

3)決済方法と決済可能額を確認しておくこと
トップセラー発注時の決済はクレジットカード、ペイパル、前払い決済(事前にトップセラーに入金する方法)の3種類となります。 クレジットカードの場合は「売れたけど発注できない」ということが無いように事前に限度額を確認しておくことをおすすめします。

※原則、掛取引は対応していませんが取引見込金額や会社規模によっては相談することが可能です。(その場合個別に審査が必要となります)

ネットショップ担当者様
3)について、クレジット決済の手段を選ぼうと思っているのですが 売れたけど発注できないって言いますとどの様な状況を示していますか?

ECのミカタコンシェルジュ
EC事業者が商品の発注をクレジットカードで行うと毎月かなり大きな金額を決済利用することになります。クレジットカードはカード会社により利用限度額が設定(通常30万~300万)されているので、その限度額に達してしまうと利用できなくなってしまいます。お客様から注文が入った後、EC事業者がトップセラーに該当商品を発注する運用となりますので、クレジットカードが利用限度額に達していると、お客様から注文が入ったとしても、トップセラーへ発注(発送)できないのです。

ネットショップ担当者様
自分のカードの限度額を注意しなければならないと言う事ですね! 詳しくありがとうございます。


著者

ECのミカタマーケティング部