【コラムランキング】SMAPとECの新法則。コトを売るときどこを見るのか(12/12~12/16版)

ECのミカタ編集部

 こんにちは。年内のコラムランキング発表も残りわずかとなってきました。今回のコラムランキングでは、あのコラムが1位に返り咲きです。忘年会に向かう電車の中でも良いので、ちょっとした合間に各コラムを是非チェックしてみてください。さて、12/12~12/16に掲載されたコラムは6本。どのコラムがランクインしたのでしょうか。

3位 SMAPとECの新法則:「青いイナズマ」で点火する~ドンマイコラム勘違いオムニチャネルな脱線EC~(インフォマークス株式会社 佐藤英俊さん)

3位 SMAPとECの新法則:「青いイナズマ」で点火する~ドンマイコラム勘違いオムニチャネルな脱線EC~(インフォマークス株式会社 佐藤英俊さん)

 3位は、実店舗とEC店舗の違いをトレンドを交えながら紹介する佐藤さんのコラムです!今回は、今年いっぱいで解散する「SMAP」を取り上げ、ユーザーがECで購入体験をする際にかかる時間について分析しています。

 ECとSMAP?一見関係のないように思えますね。しかし佐藤さんのコラムは、読み進めるうちに思わず納得してしまうのです。今回のコラムでも、ECでの購入体験にかかる時間を意識することで、ユーザーに「青いイナズマ」を点火できると解説しています。

 例えば、店舗での滞在時間を延ばすことは、①商品価値の訴求が行き届き購買意欲が高まること② 時間を消費させ他の店に行く時間がなくなることに繋がるため、売上が向上します。

 ただ、ここでEC店舗が意識すべきなのは、①商品価値の訴求が行き届き購買意欲が高まることを考え、ユーザーに10秒以上ECサイトを見せることです。大半のユーザーが10秒未満で離脱してしまうのだとか。コラムでは、そうしたECサイトの滞在時間と離脱率の関係を示すデータも公開しています。

SMAPとECの新法則:「青いイナズマ」で点火する~ドンマイコラム勘違いオムニチャネルな脱線EC~

2位 【第2回】 日本と台湾のECの違い~最新台湾EC事情~(株式会社サイバーエージェント 小野雄輝さん)

2位 【第2回】 日本と台湾のECの違い~最新台湾EC事情~(株式会社サイバーエージェント 小野雄輝さん)

 2位は、先週のランキングに続いてTOP3入りを果たした小野さんのコラムです!小野さんはコラムで、台湾が成長し続けている魅力的な市場であるにも関わらず、なぜ成功している企業はごく一部だけなのかを日本と台湾のECの違いから解説しています。

 今回のコラムでは、日本では当たり前である「定期購入」が台湾では浸透していない理由を取り上げています。台湾では、実店舗においてもECサイトにおいても定期購入ではなく、「○個買えば△%OFF」というようなまとめ買いを促しています。

 そのため、日本でのやり方をそのまま台湾に輸出するだけでは、自社サイトのECビジネスを成立させ、且つスケールさせることが難しいのが現状と言えます。

 しかし、注文したい商品が日用品や化粧品などであれば、定期購入を行える方が便利なはずです。なぜ台湾には、定期購入が浸透していないのでしょうか?その理由には、台湾の消費者の暮らしが深く関わっているようです。

【第2回】 日本と台湾のECの違い~最新台湾EC事情~

1位 【第8回】コトを売りたい時、商品のどこを見ればよいのか?(ゲキハナ 古屋悟司さん)

1位 【第8回】コトを売りたい時、商品のどこを見ればよいのか?(ゲキハナ 古屋悟司さん)

 そして1位は、モノを売らずにコトを売るを実践し、約18カ月でECサイトの売上をV字回復させたという事実の裏側にある様々なエピソードを語る古屋さんのコラムです!今回は、古屋さんが「コトを売る時、何を見ているのか」といった部分を解説しています。

 まず古屋さんがコトを売るときに大切にされているのが、「商品特性から可能な問題解決」と「商品特性から可能な体感・体験」を考えることです。その商品がお客様の問題を解決できるのか、もしくは、心地よい体感や体験が提供できるのか、問題解決や心地よさというものを価値として定義していきます。

 そうすることで、ユーザーは何を問題としているのか、またどのようなユーザーがその商品を求めるのかということが見え、それに対しどのような戦略で商品を提供することが良いかがわかります。

 コラムでは、ゲキハナで販売している「クリスマスリース」をその事例として紹介しています。ゲキハナの「クリスマスリース」を求めるペルソナはどのようなユーザーなのでしょうか。そしてそのペルソナに対する古屋さんの戦略は、是非コラムでチェックしてください。

【第8回】コトを売りたい時、商品のどこを見ればよいのか?

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■注目コラム

・【番外編】今の販売価格は”生きてる価格?””死んでる価格?” 編〜ネットショップで利益を出す実践方法〜
https://www.ecnomikata.com/column/12740/

 今回が最終回となるバリュース株式会社 河野さんによるコラムでは、商品販売価格を生きている価格と死んでいる価格に分け、ECサイトで利益を出す実践方法を語っています。“生きている価格”とは“お客様が納得し購入してくれる価格”にアジャストしている、“お客様を見ている価格”のことを言います。逆に”死んでる価格”とは、お客様が納得しない価格です。つまりは”お客様が見えていない価格”です。死んでいる価格の書品を生み出さないためにはどのような対策が必要なのでしょうか。

■12/12~12/16に掲載されたその他のコラム

・【第4回】自社商品を作るときによくある質問 ①ロット
https://www.ecnomikata.com/column/12596/

・【第2回】迷えるお客さまにこそ「おもてなし」を!~やるなら今!年末年始商戦を徹底攻略~
https://www.ecnomikata.com/column/12597/

(掲載日順)

 いよいよ明日はクリスマスですね!クリスマスを含めた年末商戦に向けた準備はできていますか?CRITEO株式会社 白川さんのコラムでは、この季節の消費者の購買行動をデータとして公開しています。是非ご覧ください。次回はどのようなコラムがランクインするのでしょうか。お楽しみに!


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