化粧品をECで購入する際、「お得」「ポイント」を重視【ADDIX調べ】

ECのミカタ編集部

株式会社ADDIXが運営するマーケティング情報メディア「BWRITE」は、「ECについての意識調査 化粧品編」の第2回レポート記事を公開した。化粧品をECで購入する人が重視することは何だろうか。

「メーカー公式サイト」や「モール型ECサイト」が認知拡大に

「メーカー公式サイト」や「モール型ECサイト」が認知拡大にサイトやアプリをどこで知ったか。(ADDIX調べ)

 調査結果によると、化粧品を購入するサイトやアプリを知ったきっかけに関して、どの年代でも1位~3位は「メーカー公式サイト」「モール型ECサイト」「ネット検索」という結果になった。4位以下は年代によって異なり、20代では「ネット上に表示された広告」が4位、30代では「商品比較サイト/商品レビューサイト」が4位、40代では「メールマガジン」が4位となった。

 サイトやアプリを利用する理由では、「ポイント」「安い」という回答が多かった。また、「クチコミが見られる」「直販なので信用できる」「値段の比較が出来る」など様々な回答があり、その中には「自分の肌に合ったものが欲しい」という基本とした回答も見られた。

 さらに、「ポイントサイトから来るメルマガに記載されているポイント還元率の高さによって、買うお店や商品を決めている」「ポイントが貯まりやすいので(そこで買う)」という声もあった。その上、「欲しい商品が買える」「商品の比較ができる」「信頼できる」「クチコミが見られる」など、それぞれのニーズを満たすサイトやアプリを利用しているようだ。

「ネット検索」「Twitter」などが新サイトの認知経路に

「ネット検索」「Twitter」などが新サイトの認知経路に新しいサイトやアプリをどこで知ったか。(ADDIX調べ)

 新規のサイトやアプリで商品を購入する場合は、「ポイント」や「商品の切り替え」が主な理由となるそうだ。どの年代でも「サイトやアプリで買うとポイントがもらえた」という回答が多く、30代と40代では1位、20代でも2位となった。また、「商品の切り替え」については、具体的な理由として「肌タイプ」と「悩み」が多く挙がった。

 新たに購入したサイトやアプリの認知経路に関して、「メーカー公式サイト」が全ての年代で1位となった。その他、「ネット検索」(20代)、「Twitter」(20代)、「商品比較サイト/商品レビューサイト」(30代)、「ネット上に表示された広告」(40代)、「メールマガジン」(40代)の割合が高かった。また、「ネット検索」の具体的な検索ワードは、「悩み」「商品名」「アイテム名」が上位に挙がった。

参照元:BWRITE(https://bwrite.biz/

価格の安さやポイントが購買行動に繋げる

 化粧品は直接肌に触れるものであり、実店舗で接客を受けながら、自分の肌に合った化粧品を選ぶことが主流だ。しかし、化粧品を販売するECサイトの登場により、普段使い慣れている化粧品を中心にECサイトで購入する女性も増えてきた。

 今回の調査結果を踏まえると、お得なことやポイントが貯まることがECサイト上の購買行動に繋がっているようだ。さらに、いくつかのサイトやアプリを比較した上で購入する人も多く、やはり、ECサイト上では「お得なこと」を重視している人が多いようにも思える。

 また、新しいサイトを知るきっかけは「メーカー公式サイト」が最も多かったが、年代によっては「Twitter」や「ネット上に表示された広告」が挙がった。近頃、TwitterなどのSNSで商品情報などを発信したり、ネット上の広告を使って宣伝をしたりと集客の仕方が現代風に変わりつつある。実際にそれらを通して、新しいサイトを知った人もいるため、効果的である。こういったように、やり方を少し変えることで人が集まり、確実な購買行動に繋げることができるだろう。

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