楽天と日本郵便が連携を強化。配送・受取のさらなる効率化へ

ECのミカタ編集部

楽天株式会社(本社:東京都世田谷区)と日本郵便株式会社(本社:東京都千代田区)は、両社の連携を強化していくことを発表した。EC物流における不在再配達削減に向け、配送・受取の効率化など様々な施策を検討することが大きな目的だ。

両者が連携強化に至った背景

 インターネットの発展と消費者ニーズの多様化に伴って、ECは今や消費の主要な手段のひとつとして幅広く浸透した。そして、現在もなおEC市場は加速度的な成長を遂げている。
 今までも楽天と日本郵便は「はこぽす(ゆうパックの受取りができる宅配ロッカー)」や「楽天BOX(コンビニエンスストア、楽天が提供する商品受取りロッカー)」といった施策により、EC物流及び配送における効率化について試行や検討を続けてきた。
 しかしながら、未だに不在再配達の比率は高く、その問題解決は一刻を争う課題と言っても過言ではない。そのため今回の協業において、課題解決に向けた両社の連携を強化する運びとなった。

これからの具体的な施策内容

 楽天と日本郵便は「ラストワンマイル配送サービス」の整備や施策を検討していく予定だ。ECサービスの利用者が不在を気にすることなく、商品を一度で確実に受け取れるようなサービスの提供を目指している。具体的には「(1)拠点受取サービスの拡充」「(2)指定場所配達サービスの実施」「(3)通知サービスの充実」「(4)1回で受け取った際の楽天スーパーポイントの付与」という4つの施策が実施される予定だ。
 コンビニエンスストア・郵便局・はこぽす・楽天BOXでの受取を可能にし、指定した場所への配達、さらに利用者への通知を拡充、そしてポイントを再配達のない受取へのインセンティブとしていく運びだ。加えて「楽天市場」の出店店舗に向けて共同で営業を行い、特別運賃の提供も開始することでさらなる推進を図っている。

EC物流の利便性・健全性アップに期待

 現在、物流大手の配送網はパンク状態にあると言える。そんな中で値下げしてサービスを向上させたいEC企業と、値上げをせざるを得ない物流企業ではその意図は全くの正反対になっている状況なのだ。これから楽天と日本郵便が協業していくことで、今後のEC物流がますます便利かつ健全な仕組みとなっていくことを期待したい。

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