EC業界の送料に変化の波が?!

ECのミカタ編集部

先日にスタートトゥデイがZOZOTOWNでの送料設定を顧客に委ねたニュースはまだ記憶に新しいだろう。
この話題の送料に関してまた新しいニュースが届いた。

MAGASEEK LOHACO店がオープン!

ファッション通販サイトを運営するマガシーク株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上 直也、以下「マガシーク」)がアスクル株式会社の運営する日用品ショッピングサイト「LOHACO(ロハコ)」内のマーケットプレイスに MAGASEEK LOHACO店 を2017年10月5日(木) 出店した。

さらにオープンキャンペーンとして、2017年10月12日(木)15:00~10月23日(月)12:59の期間内は送料無料とすると発表したのだ。

マガシークは メンズ・レディス、キッズ、スポーツ、インテリア雑貨など750を超えるショップ、2,000以上のブランドを取り扱う総合ファッションECとして活動している。

HPが特徴的でモデルが服を着ている写真がいきなり表れてどんどん変化していく。HP上でファッション雑誌を見ているかのような印象を受けるため時間を忘れて見入ってしまう楽しい作りになっている。

LOHACOは主に日用品を取り扱っており、。アスクルで培った「物流」と「メーカーとの直接取引によるパートナーシップ」が強みである。

最短で当日お届け、メーカーから商品を直接仕入れ、購買情報をオープンにすることで顧客の志向性を理解し、商品開発や催促活動につなげていく取り組みなどを行っている近年で急成長しているサービスである。

今回のMAGASEEK LOHACO店はマガシークが持っている豊富で多彩なバリエーションのうち350以上のブランドが出店する。MAGASEEKと連携を行うことでブランドを追加するときもスムーズな対応が期待できる。

今後送料はどうなっていくのか...

今後送料はどうなっていくのか...

上記の2社は、ともにEC業界の第一線で活躍している企業であり、その2社が期間限定とはいえ送料無料に踏み切った今回のニュースは、EC業界に非常に大きな意味があるのではないだろうか。

ZOZOTOWNというファッションEC最大手が送料に施策を取り入れるなど、他のECでも送料に関しては、各自様々な動きがある。そこには、色々な思惑があるのかもしれない。

配送料金を値上げする企業がいる一方で、敢えて送料無料に踏み切った今回のMAGASEEK LOHACO店の動きもその1つだろう。

ファッションEC店舗に限らず全てのEC店舗が送料に関しては考えなくてはならないのではないだろうか。

時代の変化は今なのかもしれない

成長の早いEC業界では消費者行動もどんどん最新の流行に沿ったものとなる。

今後他のEC企業はどのような形でZOZOTOWNや LOHACO に対抗していくか、はたまた今までやってきた形をこれからも貫き通すのか、時代の流れをしっかりと見極めていかなければならない。

もしかしたら今こそが、送料というEC企業にとっての大きな課題と真剣に向き合っていかなく時期なのではないだろうか。


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