日本郵便が輸送プラットフォーム『ZipX』を活用し越境ECの「返品問題」に対応

ECのミカタ編集部

日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 横山 邦男、以下「日本郵便」)は、日本郵便が出資した国際物流事業者であるレントングループが提供する海外転送・返品配送プラットフォーム『ZipX』を活用して、越境EC事業者向け海外返品配送サービスを開始した。

急成長する越境EC市場だが「返品」への対応は事業者の重荷になっていた

近年、越境EC市場が急成長する中、一方では、海外の購入者からの返品も増加している。そのため日本郵便にも、日本国内に所在する越境EC事業者(販売者側)から、日本への返送に関する要望が増加している。

返品にあたっては、購入者が比較的簡易な方法で送付できることや、配送料は越境EC事業者が負担することなどが商慣習上や契約上、必要不可欠となっており販売者側の重荷になっていた。

越境ECの「返品問題」を一挙に解決し得る『ZipX』

そうした日本国内のEC事業者の要望に応える形で日本郵便は、レントングループが提供する海外転送・返品配送プラットフォーム『ZipX』により、Amazon、ebay等の海外のEC サイトに出品している越境EC事業者向けに、海外から日本へ返品配送するサービスの提供を開始した。

今回の同サービスの提供開始で日本郵便として越境EC市場での「返品問題」に本格的に対応したことになる。日本国内の越境EC事業者にとって、まさに朗報と言えるだろう。

『ZipX』の特徴とメリット

『ZipX』の特徴とメリットはこうだ。

①簡単な返品配送の依頼

『ZipX』サイトに登録の上、日本郵便指定の海外倉庫の住所を取得した後、当該住所に荷物を配送指定するだけで、日本への返品配送をサイト上で依頼することができる。

②オンライン決済「PayPal」での配送運賃等の支払

『ZipX』の配送運賃等は、『ZipX】サイト上でPayPal での決済ができる。

③配送状況の確認

日本郵便指定の海外倉庫から配送された荷物の追跡状況を『ZipX』サイト上で確認ができる。

④ 取扱国
米国(順次拡大予定)

⑤ 利用対象者
越境EC事業者(含む個人)

⑥ 開始日
2017年12月1日(金)

このように日本郵便の輸送ネットワークをフル活用し、かつ越境EC事業者と購入者にとっても簡単に返品に関する一連のフローを完結できる。

近年ECそして日本と海外を結ぶ越境EC市場は急速に拡大している。ネットを介したECは国境を文字通り国境を越え、多くの人とモノを結びつけるが、一方で「返品問題」は事業者の頭を悩ませてきた。この問題に日本郵便というトップランナーがスピード感をもったソリューションの提供をしたことは、越境EC市場の加速をさらに推し進めることになるだろう。

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