健康志向を牽引「ナチュラカート」が米国で人気のオーガニックスーパー2社の商品を取扱開始

ECのミカタ編集部

 株式会社cart(カート)(本社:東京都渋谷区)が運営するオーガニックECサイト「ナチュラカート」で、米国の人気オーガニックスーパー「ホールフーズ・マーケット」と「トレーダー・ジョーズ」の商品を、2017年12月5日(火)より本格的に取り扱い開始する。

 「ナチュラカート」は世界中の上質なナチュラル&オーガニック商品をつなぐプラットフォームだ。「natural・organic・wellness・eco・fair trade」のコンセプトに基づき、全世界約50カ国のメーカー、ディストリビューター、ショップ、バイヤーが厳選した商品を取り揃えている。

 世界中のバイヤーが厳選した美容や食品、ワイン、サプリメントをはじめ、ホームケアからスポーツ用品まで取り揃え、ブランド数は約2,000ブランドに及ぶ。日本にいながら日本未発売や健康と美容意識の高いセレブの愛用品など、海外人気ブランドを購入できるショッピングサイトとして認知されている。

 昨今、健康・美容意識の高まりから、女性を中心にオーガニック関連商品への関心が高い。オーガニック先進国である欧米では、日本では未だ出会ったことのない本物の商品がたくさん並んでおり「ナチュラカート」では、今までその国に行くしか入手方法がなかった日本未上陸のブランドを中心に、4万点を超える商品を取り扱っている。

日本未上陸商品で高まる話題性

 世界のオーガニックスーパーのハブとなるプロジェクトを本年11月に開始し、第1弾としてイタリアとドイツの有名オーガニックスーパーの商品を取り扱った。今回プロジェクトの第2弾として取り扱いを開始する米国の人気オーガニックスーパーの「ホールフーズ・マーケット」と「トレーダー・ジョーズ」は、いずれも日本人にも馴染がある人気店だ。

 ハワイやロサンゼルス、ニューヨークなどの店舗では、旅行者がこぞってお土産を購入するため、日本未上陸ながらも知名度は高く、旅行雑誌だけでなく女性誌などでも特集されるほど話題となっている。

有名大手2社に感じるオーガニック関連商品の伸びしろ

 日本では本物のオーガニック商品を見つけるには、まだまだ限られた小さなマーケットで探すしかないという現状を抱えている。オーガニックの文化は生活レベルで根付いているとは言い難い。米国の大手総合通販サイトで取り扱うオーガニック関連商品の日本での流通量をcartが昨年調査したところ、わずか1.8%の商品しか流通していなかったという。

 オーガニックへの機運が高まる国内で、今回のような「本物」と呼ばれる商品を扱う先見性の高さが伺える。むしろここまで有名なこの2店舗が日本未上陸であったことも驚きである。今回のリリースでオーガニック市場へ風穴を開けることができるか。ECのチカラの見せ所である。

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