Amazonサイバーマンデーセール直前!マルイ協業のそのワケとは?
本日18時からより開催の「Amazon Holiday 2017 サイバーマンデーセール」。
6回目の開催となる今回は株式会社丸井(以下、丸井)と協業し、渋谷モディと渋谷マルイにおいてポップアップストアを展開している。これまでもプライムデーやAmazon Barなどを展開してきたわけだが、今回マルイの協業理由が明らかになった。
またモディでのポップアップストアの様子も18時の一般公開に先駆けてお伝えしていく。
1年を締めくくる、Amazonのビッグセールは目前に迫る
この1年、新サービスを続々とリリースし、様々な体験をユーザーに提供してきたAmazon。アマゾンジャパン合同会社 バイスプレジデント ライフ&レジャー事業本部 統括事業本部長 渡辺 朱美氏が今年1年でリリースしたサービスを振り返る。つい先日リリースされた、『Amazon Echo』にも言及し、「非常に大きな反響をいただいております。」とコメント。
「Amazon Holiday 2017 サイバーマンデーセール」については、毎年売上や参加者も増加しているとし、「サイバーマンデーセールでのお買い物をお楽しみください。」と締めくくった。
Amazonが共感する丸井グループの想いとは?
続いて、登場したのは株式会社丸井 常務取締役 青野 真博 氏。青野氏はEC市場の拡大による買い物方法が多様化していることを踏まえ、丸井グループでもECに力を入れ、拡大していくという。
「丸井グループでは店舗の内容も変化させており、”モノ”を売るだけの店舗ではいけない。この先、丸井グループはECと共存共栄する店舗の展開を進めていく」とコメントした。
さて、肝心な丸井とAmazonの関係ではあるが、丸井グループにとってAmazonは大切なパートナーなのだと青野氏は語る。丸井グループでは2006年から「丸井ウェブチャンネル」というECサイトを展開し、2007年からはAmazonへも出品している。
また、同グループは子会社として株式会社エポスカードがあり、クレジットカード事業を展開しているが、実はユーザーの年間利用額の中でAmazonでの購入が非常に多く、共通のユーザーが多いのだという。
そうした共通したユーザー属性があること、そして何よりもマルイの考える店舗のあり方とAmazonの考えが合致し、今回の協業に至ったようだ。ポップアップストアの展開により、丸井グループとしては集客を、そしてAmazonとしてはイベントを通じてオンラインだけでなく、Amazonのサービスや品揃えに触れる機会を作っていく。
「Amazonは新しいサービスを次々にリリースし、進化をしています。今回のイベントを通じて、Amazonの魅力に触れていただきたい。」と青野氏は語った。
豪華賞品だけで終わらない、Amazonが提供する最高のエクスペリエンス
アマゾンジャパン合同会社 バイスプレジデント プライム統括事業本部長 統括事業本部長 紣川(かせがわ) 謙氏からは、今回の「Amazon Holiday 2017 サイバーマンデーセール」の見どころが語られた。
この季節にぴったりなズワイガニや高級ブランド品などの販売に加え、メーカー定価270万円の高級ネックレスが半額以下になるなど、今年も豪華な品揃えとなっている。
また、サイバーマンデー期間限定で、Amazonポイントが最大5000ポイント貯まるキャンペーンなども実施され、商品を買うことだけに終わらない体験ができそうだ。
渋谷モディ内には、実際にタイムセールで販売される商品も陳列され、その横にはQRコードが置かれている。そのQRコードを読み込み、Amazon上で商品を購入できるというわけだ。
その他にも、プライム会員の特典を紹介するスペースなどもあり、ここではAmazonのカスタマーサービスのスタッフが初の対面での案内を行うということで、そちらも注目である。
今回、AmazonとしてはこれまでAmazonを利用したことのない消費者やプライム会員の魅力を伝える場として、ポップアップストアを展開している。これまで、六本木や銀座など、どちらかといえば落ち着いた雰囲気のエリアでポップアップストアを展開してきたが、今回はより多くの人が、そして多様な人々が集う街、渋谷での開催だ。
今回のサイバーマンデーセールの結果はもちろんの事、ポップアップストがどれほど貢献を見せるのか、そちらにも注目していきたいところである。