「価格.com」などのデータフィードを自動作成するサービスの提供開始

コマースリンク株式会社(以下「コマースリンク」)は、同社のデータフィード最適化サービスに、「価格.com」の「価格比較コンテンツ」のデータフィードを作成するサービスを新たに追加して提供を開始した。

EC事業者の集客・売上拡大を支援

ECサイトの集客・売上拡大を支援するコマースリンク社(本社：東京都大田区、代表取締役社長：藤田 由希子)は、同社のデータフィード最適化サービス「DFOプレミアム」と「DFOマネージャー」に、「価格.com」の「価格比較コンテンツ」のデータフィードを作成するサービスを新たに追加して提供を開始した。

コマースリンク社は、商品データにフォーカスした集客支援サービスをEC事業者向けに提供している企業だ。商品データを最適化して集客媒体や各種ソリューションに配信することで広告効果を最大化するデータフィード最適化サービス「DFO(DataFeedOptimization)」や、独自の検索技術による商品検索サイト「ショッピングサーチ.jp」を運営し、EC事業者の集客・売上拡大を支援している。

また、2015年11月から提供しているO2Oサービス「モノココ」では、ネットショップの商品情報と実店舗の所在地情報、店頭在庫情報などを合わせて提供することで、ネットの顧客を実店舗に誘導するサービスを実現している。

多様なサービスに合わせ商品データを作成する『DFO』

そのコマースリンク社が提供するDFOは、媒体・サービス各社の仕様に準拠した商品データを作成するサービスだ。

同社は、毎日5,000万商品のデータ作成を安定稼働させているデータフィードサービスのリーディングカンパニーであり、2008年に国内初のデータフィード最適化サービスとして提供開始して以来、データフィード業務を委託できるアウトソースサービス（DFOプレミアム）と社内でデータフィード業務を実施できるツールサービス（DFOマネージャー）を提供している。

また、自社のシステムで商品データを作成できないクライアントには、クライアントのサイトに掲載されている情報から商品情報を毎日、自動で抽出して商品データを作成する「サイトクロールサービス」も提供している。こうした高品質のデータフィードがダイナミック広告をはじめとする多様な媒体・サービスの課題の解決を支えている。

導入企業は大幅なコスト削減が可能

広告主が「価格.com」の「価格比較コンテンツ」に商品情報を掲載する際には、規定の仕様に則ったデータフィードを用意する必要がある。具体的には、(1)自社システムから商品データを出力する、(2)規定の仕様に従って商品データを作成する、(3)「価格.com」のシステムと連携する、(4)最新の状態を維持する、などの対応が必要だった。そのため、導入にあたっては社内調整やシステム開発のコストが必要となる点もハードルとなっていた。

今回提供を開始した「価格.com」の「価格比較コンテンツ」用データフィードの作成サービスを利用すると、導入企業サイトに掲載されている情報の中から、同社のサイトクローリングシステムが商品情報を抽出したうえで、「価格.com」の「価格比較コンテンツ」用のデータフィードが自動で毎日作成される。

そのため、導入企業はデータ作成に関する社内調整やシステム開発が不要になり、工数の削減、導入期間の短縮、コスト削減に寄与することになる。

同社ではDFOの提供を通して、今後も新しいサービスに速やかに対応して、導入企業のパフォーマンス向上に貢献していくとしており、最新テクノロジーを駆使したEC事業者の集客・売上向上のさらなる支援拡大に期待がかかる。